3月5日(現地4日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太がボストン・セルティックス戦にベンチ入りした。渡邊のベンチ入りは今季32試合目となったが、この日は出場機会がなかった。渡邊がベンチ入りしながらも出場機会を得られなかったのは、今季10試合目となる。
マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行なわれたこの試合は、後半に入ってセルティックスに逆転を許したラプターズが125-132で敗れた。2連敗のラプターズは、17勝19敗(イースタン・カンファレンス8位)で2020-21シーズン前半戦の日程を終了した。
前日のデトロイト・ピストンズ戦でNBAキャリア初の先発出場を果たした渡邊は、今季前半戦で1シーズンの自己最多記録を更新する合計22試合に出場している(これまでの記録は2019-20シーズンの18試合)。渡邊は2月11~17日(現地10~16日)にかけての4試合で左足首捻挫のため出場選手登録外となったものの、それ以外の32試合すべてでベンチ入りを果たした。
渡邊の前半戦の個人スタッツは、1試合平均12.2分出場(自己最多)、2.7得点(自己最多)、3.2リバウンド(自己最多)、0.4アシスト、0.41スティール(自己最多)、0.55ブロック(自己最多)。フィールドゴール成功率は33.3%(20/60)、3ポイントショット成功率は36.4%(12/33)、フリースロー成功率は自己最高の100%(8/8)をマークしている。
また、ラプターズは渡邊が出場した前半戦の22試合で14勝8敗(勝率63.6%)と大きく勝ち越している。
シーズン前半戦を終えたリーグはオールスター休暇に入り、8日(現地7日)にジョージア州アトランタのステイトファーム・アリーナでNBAオールスター2021を開催する。
シーズン後半戦は11日(現地10日)から再開され、ラプターズは12日(現地11日)に代理本拠地アマリー・アリーナ(フロリダ州タンパ)で開催されるアトランタ・ホークス戦で後半戦をスタートする。