4月21日(日本時間22日)、ニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド、クリーブランド・キャバリアーズ対ニューヨーク・ニックスの第3戦は、99-79でニックスが勝利し、シリーズを2勝1敗とリードした。
試合は第1クォーターに合計で3ポイントショットが23本中3本成功にとどまるなど、両チームともショットの精彩を欠き、17-17のタイスコアで終了。キャバリアーズはダリアス・ガーランドが8本、ニックスはジュリアス・ランドルが5本のフィールドゴールをいずれも失敗している。
第2Qに入り、ニックスは連続6得点で二桁点差をつけると、イマニュエル・クイックリーの3PとRJ・バレットのダンクで45-32と13点をリードしてハーフタイムを迎えた。
両チームともFG成功率が50%を上回った第3Q、ニックスは一時点差を一桁とされたものの、連続8得点でこのクォーターを締めくくる。17点リードで迎えた第4Qに一時27点差をつけたニックスが、キャバリアーズを今季のNBAで最少となる79得点に抑えて再びシリーズをリードした。
ニックス(2勝1敗)はジェイレン・ブランソンが21得点、6アシスト、バレットが19得点、8リバウンド、ジョシュ・ハートが13得点、6リバウンド、ランドルが11得点、8リバウンド、クイックリーが11得点を記録している。
満員の1万9812人の観客からは大きな声援が寄せられた。ランドルは「もちろん期待していたとおりだった」と喜んだ。
「すごい、とてもすごいエネルギーだった。僕らはそれを糧にすることができたよ。うれしかった」
一方、12月4日(同5日)のニックス戦で記録した81得点を下回り、今季チーム最少得点となったキャバリアーズ(1勝2敗)は、ドノバン・ミッチェルが22得点、7リバウンド、5アシスト、キャリス・ルバートが17得点、エバン・モーブリーが10得点、10リバウンド、ガーランドが10得点をマークした。
ミッチェルは「ショットを決められなかったのがつらいのは間違いない。でも、僕らは改善していく」と述べている。
「息をついて、リラックスし、落ち着くよ」
第4戦は4月23日(同24日)、再びマディソン・スクエア・ガーデンで行われる。