1月6日(日本時間7日)、アイオワ州デモインのウェルズ・ファーゴ・アリーナで行なわれたNBA Gリーグのアイオワ・ウルブズ戦にメンフィス・ハッスルの渡邊雄太が先発出場した。渡邊は、第2クォーター途中に相手選手に顔面をはたかれたあとに退場し、今季最少の10分の出場にとどまった。短い出場時間のなかで7得点を記録している。
第2クォーター残り3分23秒、ウルブズのリンデル・ウィギントンがダンクを試みた際に、ブロックに飛んだ渡邊の顔面をウィギントンの左手が直撃した。渡邊はしばらくコートにうずくまったあと、アーマド・カバーと交代し、自ら歩いてロッカールームへ下がった。渡邊を気遣うように歩み寄ってきたウィギントンに微笑みながら応じた渡邊は、再び顔面を押さえながらコートを去り、その後、この試合に戻らなかった。チームは渡邊の状況に関する情報を出しておらず、負傷の具合は不明だが、試合終了後に相手チームと握手をかわす列に加わった際には左眼に眼帯をつけていた。
この日の渡邊は、フィールドゴール3本中3本、フリースロー1本中1本の成功で7得点、1ターンオーバー、出場時間帯の得失点差を示すプラスマイナスはマイナス9だった。
渡邊雄太 7得点 アイオワ・ウルブズ戦(途中退場)| 2020.1.6
試合はジョーダン・マクラフリンの25得点を筆頭に3選手が20得点以上をマークしたウルブズが145-136で勝利を収め、ハッスルの連勝は2で止まった。
今季戦績が17勝5敗となったハッスルは、ウェスタン・カンファレンス首位から2位へ陥落。次戦は、10日(日本時間11日)に同首位に浮上したソルトレイクシティ・スターズ(14勝4敗)と敵地で対戦する。