シャーロット・ホーネッツは6月16日(日本時間17日)、チェアマンのマイケル・ジョーダンが、保有する過半数の株式を売却することで合意したと発表した。13年にわたったジョーダンのオーナー体制が幕を下ろす。
ホーネッツ・スポーツ&エンターテインメント(HSE)が、ゲイブ・プロトキンとリック・シュナルが主導するグループとの合意を明かしている。
プロトキンは2019年にホーネッツの少数株式を保有。2019年からNBA理事会の代替理事を務めてきた。Tallwoods Capital社の創設者で、最高投資責任者を務める。一方、シュナルはClayton, Dubilier & Rice社に27年勤めている共同社長で、アトランタ・ホークスの重要な小株主。2015年からNBA理事会の代替理事を務める。シュナルはホークスの株式の売却を進めており、今後数週間で完了する見込みという。
買収グループにはアーティストのJ.コールやシンガーソングライターのエリック・チャーチ、地元シャーロットの投資家たちや、その他の投資家たちも含まれる。
買収の一環として、ジョーダンはチームの少数株式を維持する予定。また、NBA理事会の承認が必要となる。また、買収対象にはホーネッツのほか、HSEが所有するグリーンズボロ・スウォーム(Gリーグ傘下)、ホーネッツ・ベノムGT(NBA 2K League)、スペクトラム・センターの経営・運営も含まれる。