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WBA世界ミドル級スーパー王者、WBC世界ミドル級王者のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が、北米ボクシング界・東の聖地「MSG(マディソン・スクエア・ガーデン)」で3階級制覇を達成した。
日本時間12月16日13時40分過ぎ(現地時間15日23時40分)、MSGの特徴的な円形の場内に集まった多くの観衆が、3階級制覇の挑戦に挑むスーパースター・カネロを迎え入れた。先にリングに上がっていたWBA世界スーパーミドル級正規王者ロッキー・フィールディング(英国)も、静かにその時を待っていた。
両者が対峙してみると、やはり185cmのロッキー、173cmのカネロの体格差はひと目で分かった。しかし、1ラウンド序盤から攻め込むカネロは1分過ぎに強烈な左ボディを叩き込み、王者ロッキーをダウンさせた。立ち上がったロッキーはこのラウンドを凌いだものの、これで試合の流れが決まった。
ロッキーはボディを警戒するあまりか、第2ラウンドになると身体を丸めてディフィンシブな動きに終始。それに対しカネロは手数で押し続け、的確なボディを打ち込んでいく。左ボディブローをガードするロッキーの右腕は赤く腫れ上がっていた。そして2分40秒過ぎ、再び左ボディを浴び、ヒザをついてのダウン。
第3ラウンドで勝負が決まった。開始30秒での右ストレートからのダウンから立ち上がったがロッキーだが、その直後のボディで再びダウンとなり、レフェリーストップ。結果は3回2分38秒TKOとなった。
試合開始から3ラウンドまで、淡々とダウンを奪い続けるというカネロの強さと巧さだけが際立つ展開に、MSGの観衆もため息混じりの反応で3階級制覇を見届けるという不思議な光景が生まれた。
当然のように3階級を制覇し、WBA世界スーパーミドル級王者となったカネロは、今度について問われると「どの階級(ミドル、スーパーミドル)でもただベストファイトを見せるだけさ」と話した。ゲンナジー・ゴロフキンとの第3戦については答えを濁したが、リング上でIBF世界ミドル級王者ダニエル・ジェイコブスと握手を交わすなど、戦前の「勝ってミドル級に戻る」というコメント通り、周囲の期待、そして本人の意識の上でもミドル級復帰が濃厚だ。
3階級を制覇したスーパースター・カネロの次の一戦は2019年5月とも噂されているが、いずれにせよビッグファイトになることは間違いないだろう。
またこの日のセミファイナルでは、IBF世界スーパーフェザー級王者テビン・ファーマー(米国)が挑戦者フランシスコ・フォンセカ(コスタリカ)を3-0の判定でくだし防衛を果たした。本来のセミファイナルに出場予定だったミドル級のデイビッド・レミュー(カナダ)は、減量時の脱水症状により試合中止(相手はトゥレアノ・ジョンソン)となった。
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