2日連戦のロケッツがジェームズ・ハーデンの44得点でグリズリーズに勝利、渡邊雄太はベンチ入りも出場機会なし

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11月4日(日本時間5日)にフェデックス・フォーラムで行なわれたヒューストン・ロケッツ対メンフィス・グリズリーズの一戦は、ジェームズ・ハーデンが44得点、10リバウンド、6アシストを記録し、ロケッツが107-100で勝利した。グリズリーズの渡邊雄太は、ベンチ入りしたものの出場機会はなかった。

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同点になること15回、リードが入れ替わること7回と、接戦となった一戦は、70-70のタイスコアで迎えた第3クォーター残り5分を切ってから、ロケッツがハーデンの6得点などで連続11得点を記録。その後は6点以上のリードを保って逃げ切った。

2日連戦のロケッツ(4勝3敗)はハーデンのほか、エリック・ゴードンが16得点、ダニュエル・ハウスJr.が15得点、9リバウンド、ベン・マクレモアが12得点、クリント・カペラが10得点、13リバウンドを記録している。

ラッセル・ウェストブルックが休養で不在のなか、フィールドゴール成功率が38%に終わったロケッツだが、ハーデンがFG28本中12本成功、3ポイントショット16本中7本成功の44得点でチームをけん引した。

前日のマイアミ・ヒート戦で前半に最大41点差をつけられる完敗を喫したロケッツのハーデンは「エネルギーを試合で出せれば、自分にもチームにも良いことがある」と述べた。

「それをしないでアクティブにならなければ、良いことは起きない。それがヒート戦だった」。

また、マイク・ダントーニ・ヘッドコーチは「良くなった。だが、ヒート戦は本当に悪かった。だから、ハードルが本当に低かったんだ」と話している。

一方、3連敗のグリズリーズ(1勝5敗)は、新人ジャ・モラントがFG16本中10本成功の23得点、6アシスト、ディロン・ブルックスが17得点、9リバウンド、ヨナス・バランチュナスが10得点、10リバウンドを記録した。

テイラー・ジェンキンズHCは「ある意味、両チームにとってタフな第3Qだった」と述べている。

「でも、後半の選手たちの戦いぶりは本当に気に入ったよ」。

モラントは開幕6試合で合計117得点と球団新人記録を樹立。2試合連続で20得点、5アシスト以上を記録したのも、2001年の球団移転(バンクーバーからメンフィスへ移転)以降では新人として初となる。

ハーデンは「彼はとんでもない選手だよ」と、今年のドラフトで全体2位指名されたモラントを称賛した。

「彼はアグレッシブだ。このリーグに来た若手の中には、ナーバスになる傾向の選手もいる。でも、彼はまったくそんなことがない」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ