渡邊雄太の本契約締結に対するバスケットボール関係者&著名人のリアクション

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4月19日、NBA3年目の渡邊雄太が、2ウェイ契約選手として所属しているトロント・ラプターズと本契約(標準NBA契約)を結んだ。出場試合数の上限や標準契約に比して低く抑えられた報酬など、様々な制限のある2ウェイ契約から本契約に切り替えられたのは、その実力が認められた証でもある。

渡邊にとっては、ドラフト外で2ウェイ契約選手としてメンフィス・グリズリーズに入団した2018-19シーズンからずっと目標に掲げてきたものがNBAチームとの本契約であり、今回その夢がついに結実した形となる。

NBAチームとの本契約は、現役では八村塁(ワシントン・ウィザーズ)に続く日本人選手2人目。歴代でも、公式戦期間中にNBAチームと本契約を結んだのは田臥勇太(2004年/フェニックス・サンズ)、八村(2019年)に次ぐ日本人選手史上3人目となる。

そんな渡邊の快挙に対する、バスケットボール関係者や著名人のソーシャルメディア等に公開された反応や祝福のメッセージをまとめた。


日本バスケットボール協会 三屋裕子会長:「今シーズンの渡邊雄太選手のトロント・ラプターズでの活躍を毎日楽しみにしていました。特に最近の目覚ましい活躍を見て、この大変喜ばしいニュースが我々に届くのはそう遠くないものだと思っていましたが、いざ聞くと本当に嬉しく、無意識にガッツボーズをして喜んでしまいました。新型コロナウイルス感染症によって、バスケットボール選手になることを夢見る多くの子どもたちが大変な思いをしている中で、渡邊雄太という太陽が上り、子どもたちに希望の光を届けてくれました。8 年前に高校を卒業してアメリカに留学をし、数々の困難に立ち向かいながら、一つずつ乗り越え、そして今回大きな夢を掴みました。夢を諦めず努力し挑戦し続けることの重要性を、あらためて教えてくれましたと思います。渡邊雄太選手の益々の活躍を期待するとともに、彼のこの偉業に敬意を表します」

島田慎二  Bリーグチェアマン:「渡邊雄太選手、おめでとうございます! 目標に向かって、必要な努力を必要以上に積み重ねたことの結果ということが、本当に勇気をいただきました。世界に通用する選手やチームの輩出をミッションに掲げるB.LEAGUEにおいても、現役選手はもちろん、ユース年代の選手たちの希望となることは間違いございません。渡邊選手が世界で活躍する姿を、今後もより一層応援したいと思います」


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ