ロサンゼルス・レイカーズは5月22日(日本時間23日)、ウェスタン・カンファレンス・ファイナル第4戦でデンバー・ナゲッツに敗れ、2022-2023シーズンを終えた。マジック・ジョンソンは、レイカーズの八村塁とオースティン・リーブスを高く評価し、称賛している。
ジョンソンはレイカーズのファンに向け、「今分かっていること」をいくつかリストアップ。チームにダービン・ハムという適切なヘッドコーチ、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスというふたりのスーパースターがいるとし、加えて八村とリーブスを「新星」と評した。
リーブスと八村はオフシーズンにそれぞれ制限つきフリーエージェントとなる。彼らが他チームとサインした場合、レイカーズはマッチすることが可能だ。
Laker Nation it’s a couple things we now know…we have the right Coach with Darvin Ham, two superstars in LeBron and Anthony Davis, and emerging stars in Austin Reaves and Rui Hachimura. Hopefully Rob Pelinka will have an outstanding offseason and build on this Playoff run.
— Earvin Magic Johnson (@MagicJohnson) May 23, 2023
レイカーズはシーズン途中のトレードデッドライン(トレード期限)を前に、ケンドリック・ナンと2つのドラフト2巡目指名権、ドラフト2巡目指名権交換権と引き換えに、ワシントン・ウィザーズから八村を獲得した。
NBAドラフト2019でロッタリー指名だった八村は、レギュラーシーズン中にそのポテンシャルを垣間見せた。ただ、大きな飛躍を遂げたのがプレイオフだ。16試合で平均12.2得点、3.6リバウンド、フィールドゴール成功率55.7%、3ポイントショット成功率48.7%を記録している。
メンフィス・グリズリーズとのファーストラウンドでは、2試合連続で途中出場から20得点超を達成。ナゲッツとの西地区決勝では全試合で二桁得点をあげ、出場時間の多くでニコラ・ヨキッチの主なディフェンダーを務めた。
一方、リーブスはレギュラーシーズンで最大のサプライズのひとりとなった。2021年のドラフト指名外だったリーブスだが、スターティングラインナップ入りを果たしている。八村同様にリーブスもポストシーズンで新たなレベルに達しており、平均得点をレギュラーシーズンの13.0得点からプレイオフで16.9得点に増やした。
プレイオフで平均16.9得点は、レイカーズではジェームズ(24.5得点)、デイビス(22.6得点)に次ぐチーム3位の数字だ。
『Substack』のマーク・スタイン記者は、レイカーズがFAで八村とリーブスを「断固」引き止める姿勢と報じている。
原文:Magic Johnson calls Rui Hachimura and Austin Reaves 'emerging stars' for Lakers