5月9日(現地8日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太が、今季代替本拠地としているアマリー・アリーナで行なわれたメンフィス・グリズリーズ戦で先発出場した。渡邊のベンチ入りは今季の67試合中63試合目。右足首の負傷で7日(同6日)のワシントン・ウィザーズ戦を欠場した渡邊は、2試合ぶりとなる今季48試合目の出場。先発出場は5日(同4日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦に続き、自身2試合連続、通算3回目となる。チームは99-109で敗れた。
渡邊は24分36秒の出場でフィールドゴール8本中4本成功(3ポイントショット5本中3本成功、フリースロー試投なし)の11得点、4リバウンド、1スティールを記録。パーソナルファウルは3、ターンオーバーなし、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスはマイナス14だった。
昨季まで2シーズン所属していた古巣グリズリーズ戦に先発出場した渡邊は、同残り4分7秒までプレイし、2本の3Pのうち1本を決めて3得点をマークした。残り4分59秒から登場した第2Qは、レイアップで5点目をあげてハーフタイムを迎える。
後半、第3Q残り10分20秒には、プルアップの3Pを沈める。
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10点ビハインドの残り5分14秒からコートに戻った第4Qにも、残り1分56秒にこの日3本目の3Pを沈めて二桁得点を達成した。
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前戦を右足首の痛みで欠場していた渡邊は試合後「痛みはあります。医者にも診てもらったんですけど、短いスパンで試合を続けていく以上、痛みが消えることはないと言われました。ただ、今すぐ休まなきゃいけないほど酷い怪我でもないので、今シーズンに関しては痛みと付き合いながらやっていくしかない」と語った。
「ただ、コートに立ったら言い訳はできないんで。怪我があっても自分のプレイをしっかりやっていかなきゃいけないと思っています」。
試合は第3Q残り2分2秒に12点のビハインドを背負ったラプターズが、第4Q残り7分21秒に84-85と1点差まで追い上げた。だがその後、約1分間でディアンソニー・メルトンに3本の3Pを決められて再び突き放されて敗れている。
3連敗のラプターズは、ギャリー・トレントJr.が18得点、6リバウンド、左肩の負傷で第3Q途中に退場したパスカル・シアカムが18得点、ジェイレン・ハリスが16得点、6リバウンド、マラカイ・フリンが15得点、7リバウンドを記録した。
一方、グリズリーズは今季初先発のジャレン・ジャクソンJr.が20得点、ヨナス・バランチュナスが18得点、21リバウンド、カイル・アンダーソンが16得点、メルトンが15得点、ジャ・モラントが12得点、7リバウンド、6アシストをマークしている。
9戦7敗のラプターズ(27勝41敗)は12日(現地11日)に再びアマリー・アリーナでロサンゼルス・クリッパーズと対戦。グリズリーズ(34勝33敗)は11日(同10日)にホームでニューオーリンズ・ペリカンズと対戦する。