12月1日(現地11月30日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太が、スコシアバンク・アリーナで行われたメンフィス・グリズリーズ戦で途中出場した。今季のレギュラーシーズン出場は3試合目。チームは91-98で敗れた。
左ふくらはぎの負傷で開幕から約1か月にわたって欠場した渡邊は、11月25日(同24日)のロードでのグリズリーズ戦で今季デビュー。続くインディアナ・ペイサーズ戦を欠場し、29日(同28日)のボストン・セルティックス戦に再び出場して、今季初の3ポイントショットを決めていた。
その3Pを8本中3本成功させたこの日のグリズリーズ戦で、渡邊は今季最長の28分41秒プレイし、フィールドゴール9本中4本成功の11得点をマーク。今季初の二桁得点をあげ、さらに6リバウンドも記録。パーソナルファウルとターンオーバーはそれぞれ1で、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-2だった。
渡邊は第1クォーター残り5分23秒、スコッティ・バーンズとの交代で登場すると、同4分7秒にパスカル・シアカムのアシストから3Pを成功。この日最初のショットで得点をあげる。
🎥 #ラプターズ の #渡邊雄太 がホームでのグリズリーズ戦に出場中🏀 第1Q中盤にベンチから登場し、シアカムのアシストから3ポイントショットを成功させました👌🔥👌 @wacchi1013 @Raptors #NBA #NBAjp #WeTheNorth
— NBA Japan (@NBAJPN) December 1, 2021
👀: https://t.co/NITOwcAQLJ pic.twitter.com/IcffePspSt
第2Q残り8分36秒にベンチへ下がり、同2分45秒に再登場した渡邊は、3得点で前半を終了。後半に入って第3Q残り7分44秒から出場すると、直後の同7分32秒、さらに同4分39秒と2本の3Pを沈め、同2分17秒のレイアップで二桁得点を達成した。
続いて3本目のスリー🔥🔥🔥 #渡邊雄太 @wacchi1013 @Raptors pic.twitter.com/ty0ftVzjQc
— NBA Japan (@NBAJPN) December 1, 2021
🎥第3Q終盤にはボンガのスティール&速攻を #渡邊雄太 がフォローアップ💪 渡邊選手は第3Qにチーム最多の8得点🔥🔥🔥 @wacchi1013 @Raptors #NBA #NBAjp #WeTheNorth pic.twitter.com/IFotDXC3Su
— NBA Japan (@NBAJPN) December 1, 2021
第3Qにチーム最多の8得点をあげた渡邊は、第4Qも9分25秒プレイしたが、このクォーターは2本の3Pがいずれも決まらなかった。
3連敗でシーズン成績が9勝13敗となったラプターズは、パスカル・シアカムが20得点、6リバウンド、3ブロック、ルーキーのスコッティ・バーンズが19得点、7リバウンド、4ブロック、2スティール、フレッド・バンブリートが15得点、9リバウンドを記録している。
一方のグリズリーズは、ジャレン・ジャクソンJr.が25得点、6リバウンド、5ブロック、デズモンド・ベインが23得点、7リバウンド、ディロン・ブルックスが17得点、4スティールをマークした。
ラプターズは12月3日(同2日)にホームで王者ミルウォーキー・バックスと対戦。一方、11勝10敗となったグリズリーズは同日、ホームにオクラホマシティ・サンダーを迎える。