アンソニー・ジョシュア激白「ワイルダー戦のチャンスがあるなら、それを優先したい」

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アンソニー・ジョシュアは3月末にジョセフ・パーカーを敗り、WBCを除く主要団体のヘビー級タイトルを総なめにした。残るWBCのタイトルはデオンテイ・ワイルダーの手中にあり、ジョシュアがワイルダーを倒せば、ヘビー級史上初の主要4団体統一王者が誕生する。だが、ボクシング界の歴史の中でも稀に見るビッグマッチになると予想されるだけに、なかなか正式決定に至らないのが現状だ。

英紙『DAILY STAR』紙が伝える内容では、ジョシュア陣営とワイルダー陣営が試合の詳しい条件に詰めている段階まで来たようで、ジョシュア自身が、「今は双方の希望や申し出を交換し、細かい段取りについて話を進めている」と明かしたという。

また、WBAの指名挑戦者であるアレクサンデル・ポベトキンとの試合についても話しており、「正直に言うとポベトキンとの試合にはあまり興味がない。（ポベトキンと闘うには適切な）時期じゃないんだ。ワイルダーと対戦するチャンスがあるなら、そっちを優先したい」と、あくまでワイルダー戦しか眼中にないことを明かした。

ジョシュアとワイルダー、ファイター同士は対戦を望んでいる。あとは陣営同士の交渉を見守るしかなさそうだ。

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