大谷翔平の『二刀流』復帰プランに変更発生か

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

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大谷翔平のマウンド復復プランが現地23日(水)、わずかだが変更された。

ロサンゼルス・ドジャースは大谷のマウンドに向けて、ゆっくりとした着実なプランを進めてきたが、これは良い兆候ではないかもしれない。

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地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』のビル・プランケット記者によると、大谷は水曜日に軽いブルペン投球を行う予定だった。

だがこの日、大谷は外野でのキャッチボールだけで切り上げた。

これはロサンゼルスにとって懸念材料と言えるかもしれない。トミー・ジョン手術からの長期的な復帰プロセスに多少でも遅れが生じたと見られることは多少の警戒を要する。

ただ一方では、もし右肘に深刻なトラブルが起こったとすれば、そもそもボールを投げなかっただろうとも言える。

おそらくはちょっとしたトラブルに過ぎないが、ドジャース・ファンとしては安心するためにもまずはデイブ・ロバーツ監督のコメントを聞きたいところだ。

大谷は現地23日(水)の夜、リグリー・フィールドでのカブス戦に一番・指名打者として出場していることを考えれば、重大なトラブルではないと考えられる。

大谷は昨年、右肘のトミー・ジョン手術からの回復に努めつつ、メジャー史上初の『50-50』シーズンを送った。

現時点では、大谷のマウンド復帰に関する不明点はまだ多く残っている。

ドジャースにとってはもちろんだが、そして野球界のためにも、大谷に大きなトラブルがなく、1日も早くマウンドに戻れることを願うばかりだ。

関連記事:大谷翔平の最新成績&ランキングまとめ 2025年シーズン(外部配信)

原文:Yankees' Aaron Judge’s batting average reaches near-impossible number involving today’s date
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。