日付を超えた!? ヤンキースのアーロン・ジャッジの快進撃はどこまで続く?

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

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アーロン・ジャッジが現地23日(水)のガーディアンズ戦で三塁打を放って3塁ベースに到達した瞬間、彼は野球界でも到達することが不可能に近い領域にまで達していた。

この時点でのジャッジの打率は.424にのぼった。

ちなみに水曜日の日付は4月23日、ジャッジの打率はその日の日付よりも高い数字だった。シーズンがここまで進んだ段階でこうした数字を残すことはまず不可能に近い。

残念ながら、ジャッジはその試合を打率.415で終えた。しかし、その日の日付を超える打率を残す可能性はまだ数日間残っている。

5月に入ってしまえば、打率が.500を超える必要があり、まず達成は不可能になってしまう。

日付との兼ね合いはさておき、打率という点から見れば、ジャッジがここまでの数字を残しているのは驚くべきことだが、ジャッジの活躍そのものは何も驚くべきことではない。

彼は野球史上最高の右打者と言えるのかもしれない。

昨シーズン、ジャッジは打率.322で58本塁打、144打点をマークした。とすれば、今の数字も全く考えられないものではい。

もしジャッジがシーズンを通じて打率.400をキープしたなら、野球の歴史において最も偉大な業績の一つとなるだろう。

仮に多少調子を落としたとしても、キャリアハイの打率.322を超える可能性は大いに残されている。

背番号99は今、最高の集中力を発揮している。もし次のブルージェイズ戦で4打数2安打を記録すれば、またその日の日付を超える打率をマークすることになる。

もちろんメジャーでトップの打率であることは言うまでもない。

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原文:Yankees' Aaron Judge’s batting average reaches near-impossible number involving today’s date
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。