ドジャースのクレイトン・カーショウ、5月半ばにも復帰と米報道

石山修二 Shuji Ishiyama

Matthew Wadleigh

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ロサンゼルス・ドジャースはコンディション万全な投手が1人でも多く欲しい状況に陥りつつある。2シーズン開始からわずか1ヶ月で、ブレイク・スネルを筆頭に多くの投手が負傷離脱している。

その負傷者リストにはベテラン左腕のクレイトン・カーショウも含まれている。カーショウは昨年8月の出場を最後に、足の指の怪我のためシーズン残り全試合を欠場した。

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しかし、カーショウは4月中旬に3Aで登板し、メジャーリーグ復帰へ向けて大きな一歩を踏み出した。

現地29日(火)、『MLBネットワーク』のジョン・ヘイマン氏はカーショウについて前向きな報道を行った。

「カーショーは5月18日に復帰する可能性がある」とヘイマンは報じている。

「春先も良い状態に見えたし、マイナーリーグで投げている状態もよさそうだ。これは良いニュースだ」

カーショウが復帰すれば、デイブ・ロバーツ監督はローテーションの調整ができるようになる。『MLB.com』のソンジャ・チェン氏が指摘するように、トニー・ゴンソリンまたはダスティン・メイをブルペンに移す可能性もある。

「私はカーショウがオオタニより先に復帰すると推測する。ドジャースにとってはローテーションにおいて最初の難しい決断となる。おそらくはゴンソリンまたはダスティン・メイをロングリリーフに回すことになるだろう。2人がスプリングトレーニングで5番目の先発投手の座を争っていた際に検討されていたオプションだ」

ドジャースは5月18日、ロサンゼルス・エンゼルスとの3連戦の最終戦を戦い、その後ホームでアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦する。カーショウがそのタイミングで復帰してくれば、チームにとって間違いなく前向きなサインとなる。

2024年、カーショーは怪我のためシーズンエンドとなるまで、7試合で2勝2敗、防御率4.50の成績を残していた。その前年2023年には24試合の先発で防御率2.46、13勝5敗の成績を残している。

彼の復帰に対する期待は日に日に高まっている。

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原文:Dodgers' Clayton Kershaw receives major injury return update
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Matthew Wadleigh

Matthew Wadleigh is a freelance writer with The Sporting News. He was born and raised in Southern California and grew up a San Diego sports fan (yes, it’s tough, except for Aztecs hoops). Matthew went to Fresno State as a journalism major and got to see Davante Adams, Derek Carr, Paul George and Aaron Judge in person. Matthew has written for publications including ClutchPoints, Sportscasting, Fansided, Trojans Wire, UCLA Wire and Buffaloes Wire.