【RIZINランドマーク10】ケラモフvs摩嶋、昇侍vs芦澤|見どころ・試合結果予想|11.17 ポートメッセなごや

神宮泰暁 Yasuaki Shingu

井熊知也 Tomoya Ikuma

【RIZINランドマーク10】ケラモフvs摩嶋、昇侍vs芦澤|見どころ・試合結果予想|11.17 ポートメッセなごや image

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11月17日(日)、愛知県・ポートメッセなごやで、1年ぶりに復帰するヴガール・ケラモフと摩嶋一整のグラップラー対決、2年4か月ぶりの再起戦に臨む昇侍とMMA3戦目での進化が期待される芦澤竜誠の一戦が行われる。

ここでは、ケラモフvs摩嶋、昇侍vs芦澤の見どころと試合結果予想について紹介する。この試合の模様は『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』として同日、『ABEMA』や『U-NEXT』などでPPVライブ配信される。

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👊ケラモフvs摩嶋:9か月越し実現のグラップラー対決

元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフが1年ぶりに参戦する。

ケラモフは、母国開催となった2023年11月の『RIZIN LANDMARK 7』アゼルバイジャン大会で鈴木千裕にKO負けを喫して以来、久々のRIZIN参戦となる。

同大会での元関係者との間に起きたトラブル(フーリガン行為)により長期拘留されたため、2024年2月の『RIZIN LANDMARK 8』の摩嶋一整戦が中止に。その後、当事者間の和解によりクレベル・コイケ相手の復帰戦が6月大会に内定するも、同国政府による出国禁止措置が解かれずに頓挫。拘留が解かれたあと、現地警察の捜査によってフーリガン行為自体が冤罪だったことが証明されたことで、無罪放免の来日が決まった。

その1年ぶりの復帰戦の相手は、2月の試合が流れていた摩嶋。サラリーマンと格闘家の二足のわらじを履く兼業ファイターだ。直近の試合では、5連勝中の新居すぐるを2Rでリアネイキドチョークに仕留めて一本勝ちを収めている。

グラップリングを得意とする両者が、どちらが一本を奪うのか注目の一戦となる。


🥊ケラモフvs摩嶋:試合結果予想

注目のグラップラー同士による一戦、気になる勝敗予想だが、結論としてヴガール・ケラモフの一本勝ちを予想する。

約1年ぶりの復帰戦となるケラモフだが、これまでの戦績から見ても、極め力は摩嶋を上回っている印象が強い。一見してわかる脅威の筋肉量を誇るフィジカルに加えて、打撃でも結果を出しており、摩嶋より武器が多い。

一方、摩嶋も確かな極め力を持つ実力派だが、戦績を掘り下げると、特に対グラップラー戦には苦戦する傾向があるのは否めないのではないだろうか。この試合で摩嶋がその壁を打破できるかどうかも勝負を分けるポイントになるだろう。

最終的にスポーティングニュースではヴガール・ケラモフのリアネイキドチョークによる一本勝ちを予想する。

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👊昇侍vs芦澤竜誠:新旧ストライカー対決

長期欠場から復帰を果たす昇侍と、MMAキャリア3戦目に挑む芦澤竜誠が、新旧ストライカー対決に臨む。

昇侍はPANCRASE、DEEPでの活躍後の2021年9月、のちのフェザー級王者の鈴木千裕を相手に試合開始わずか20秒で豪快なKO勝利を収め、強烈なインパクトを残した。しかし、その後の試合では、萩原京平と鈴木博昭に相次いでKO負けを喫し、勝利から遠ざかる結果に。

さらに、2022年7月には朝倉海の代役として急遽ヤン・ジヨンと対戦するも一本負け。この試合中に骨折した右前腕部の治療に時間がかかり、今回が約2年4か月ぶりの復帰戦となる。同大会にはJAPAN TOP TEAM所属ファイターが5人出場する中、『朝倉一門』最年長(41歳)として所属初陣を飾る。

一方の芦澤竜誠は、前戦で皇治を相手にMMA初勝利を飾り、勢いに乗ろうとしている。変則的な打撃リズムは、初代ライト級キング・オブ・パンクラシストであるMMAの超ベテランストライカー・昇侍を撃破できるのか。

両者ともにスタンドでの打撃に自信を持つストライカー同士ということもあり、この試合は立ち技での激しい打撃戦が期待される。

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🥊昇侍vs芦澤竜誠:試合結果予想

気になるストライカー同士のこの一戦の勝敗予想だが、結論としては、芦澤竜誠の判定勝ちが有力ではないかと考える。

昇侍は現在41歳と、選手としてのピークを過ぎた年齢での復帰戦となり、しかも2年4か月という長いブランクがある。2013年に引退し、その4年後に現役復帰している昇侍だが、今回は10歳上乗せとなると、試合勘にどの程度影響を与えるかが懸念材料だ。ブランク明けの戦いは体力や集中力の維持が難しく、厳しい戦いになるのは否めないだろう。

さらに、昇侍は打撃を得意としているが、対する芦澤もK-1で鍛え上げられた立ち技を武器としている選手である。スタンドでの打撃戦が予想される中、現役の格闘技シーンで活躍している芦澤の方がその鋭さやタイミングにおいて一歩リードする可能性が高いと考えられる。

また、昇侍はキャリアで17勝を挙げているものの、KO勝ちが13に対して、一本勝ちの実績がない。フィニッシュ力が求められるMMAにおいて、この点が不安要素となり、現在所属するJTTもストライカー中心のジム特色的に寝技・極め技の上澄みは未知数だ。打撃以外の局面でも決定打に欠けるとなると、芦澤が有利と予想する理由の一つだ。

最終的にスポーティングニュースでは芦澤竜誠の判定勝ちを予想する。

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神宮泰暁 Yasuaki Shingu

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日本編集部所属。ボクシング・格闘技担当編集者。

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スポーティングニュース日本版でアシスタントエディターを務める。大阪府茨木市出身。大学を卒業後、2020年にキックボクサーとしてプロデビューを果たす。引退後、格闘技に関連する情報を発信するために個人ブログを立ち上げる。ライターとしては主に格闘技をメインに扱い、目まぐるしく変化する格闘技の世界において、最新情報を追い続ける元プロ格闘家ライター。