10月28日から阪神タイガース対オリックス・バファローズによるSMBC日本シリーズ2023が行われる。この記事では日本シリーズのルールや仕組みなどについて解説する。
SMBC日本シリーズ2023について
出場チーム
2023年の日本シリーズには、セ・リーグから阪神タイガース、パ・リーグからオリックス・バファローズの、両リーグを制したチームが出場する。
阪神は2014年以来9年ぶり7度目の出場で、過去に1回日本一に輝いている。一方のオリックスは3年連続15度目の出場で、過去に5回日本一に輝いており、二連覇を狙う。両チームの日本シリーズでの対戦は初めて。
登録選手
阪神タイガース
守備 | 選手 |
投手 | 岩崎優 |
投手 | 岩貞祐太 |
投手 | 西純矢 |
投手 | 西勇輝 |
投手 | 青柳晃洋 |
投手 | 馬場皐輔 |
投手 | 伊藤将司 |
投手 | 才木浩人 |
投手 | 及川雅貴 |
投手 | 村上頌樹 |
投手 | 島本浩也 |
投手 | 桐敷拓馬 |
投手 | 大竹耕太郎 |
投手 | 富田蓮 |
投手 | 加治屋蓮 |
投手 | 岡留英貴 |
投手 | 湯浅京己 |
投手 | 石井大智 |
投手 | ブルワー |
投手 | ビーズリー |
捕手 | 梅野隆太郎 |
捕手 | 坂本誠志郎 |
捕手 | 榮枝裕貴 |
捕手 | 長坂拳弥 |
内野手 | 木浪聖也 |
内野手 | 大山悠輔 |
内野手 | 熊谷敬宥 |
内野手 | 佐藤輝明 |
内野手 | 渡邉諒 |
内野手 | 糸原健斗 |
内野手 | 小幡竜平 |
内野手 | 中野拓夢 |
内野手 | 植田海 |
内野手 | 原口文仁 |
外野手 | 森下翔太 |
外野手 | 近本光司 |
外野手 | ノイジー |
外野手 | 島田海吏 |
外野手 | ミエセス |
外野手 | 小野寺暖 |
オリックス・バファローズ
守備 | 選手 |
投手 | 山﨑福也 |
投手 | 宮城大弥 |
投手 | 平野佳寿 |
投手 | 曽谷龍平 |
投手 | 山本由伸 |
投手 | 山岡泰輔 |
投手 | 齋藤響介 |
投手 | 田嶋大樹 |
投手 | 比嘉幹貴 |
投手 | 阿部翔太 |
投手 | 横山楓 |
投手 | 小木田敦也 |
投手 | 山田修義 |
投手 | ワゲスパック |
投手 | 山﨑颯一郎 |
投手 | 東晃平 |
投手 | 宇田川優希 |
捕手 | 若月健矢 |
捕手 | 森友哉 |
捕手 | 石川亮 |
捕手 | 頓宮裕真 |
内野手 | 安達了一 |
内野手 | 西野真弘 |
内野手 | 宗佑磨 |
内野手 | ゴンザレス |
内野手 | 野口智哉 |
内野手 | 大城滉二 |
内野手 | 紅林弘太郎 |
内野手 | 廣岡大志 |
内野手 | セデーニョ |
内野手 | 宜保翔 |
内野手 | 中川圭太 |
外野手 | 渡部遼人 |
外野手 | 福田周平 |
外野手 | 来田涼斗 |
外野手 | 池田陵真 |
外野手 | 佐野皓大 |
外野手 | 小田裕也 |
外野手 | T-岡田 |
外野手 | 杉本裕太郎 |
※10月26日時点
SMBC日本シリーズ2023のレギュレーション
何勝したら優勝が決まる?
一方のチームが先に4勝した時点で優勝が決まり、日本シリーズは終了する。
登録選手・ベンチ入りは何人?
8月31日現在その球団の支配下選手で、その後も引き続き支配下選手として登録されている選手のうち、40人までを登録できる。レギュラーシーズンでは31人までの登録枠が、日本シリーズ期間中は40人までに拡大される。
コミッショナーから公示された登録選手を変更することはできないが、新型コロナウイルス感染等の影響で出場できなくなった場合は変更可能。
登録された40人の選手のうち、毎試合26人がベンチ入りできる。
予告先発、DH制はある?
全試合で予告先発を採用する。例年は日本シリーズ第1戦の前日に行われる監督会議の場で決まるが、今年は既に採用することが発表されている。
パ・リーグ本拠地球場(京セラドーム大阪)での試合はDH制(指名打者)を採用する。
延長は何回まで?引き分けはある?
第7戦までは延長12回で打ち切りとなり、それまでに決着がつかない場合は引き分けとなる。第8戦以降は延長回の制限は設けない。
雨天中止の場合はどうなる?
雨天などの理由により中止となった場合、以降の日程は下記のように変更する。
- 第1戦、第2戦が中止の場合:その球場で順延し、1日移動日を設けて第3戦を行う。第5戦と第6戦の間の移動日はなくなる。
- 第3戦以降に中止となった場合:その球場で順延し、第5戦と第6戦の間の移動日がなくなる。
※ただし、球場間の移動が困難な地域の場合、第2戦と第3戦の間、第5戦と第6戦の間の移動日は設けられる。
また、サスペンデッド・ゲーム(天候の影響などで中断した試合を後日再開すること)は行わない。
第8戦の扱いは
引き分けがあったことにより第7戦までに優勝が決まらなかった場合、翌日に第7戦を行った球場で第8戦を行う(今年の場合は京セラドーム大阪)。それでも優勝が決まらず第9戦を行う場合には、移動日を1日設けてもう一方の球場(同阪神甲子園球場)で行う。
※第8戦は延長回の制限がないため決着するが、第7戦までに引き分けが2試合以上あるなど、第8戦を終えてもどちらかが4勝に達しない場合、第9戦以降が行われる。
過去に日本シリーズが第8戦まで行われたのは一度だけ。1986年の西武ライオンズ対広島東洋カープの対戦のみ。同シリーズでは第1戦が延長14回引き分けとなり、その後は広島の3連勝、西武の3連勝で3勝3敗1分のタイとなり、第8戦が行われた。第8戦を制した西武が日本一に輝いた。