G1馬はブローザホーンとジャスティンパレスの2頭のみと、やや小粒な顔ぶれとなった2025年の天皇賞(春)(G1/芝3200m)。しかし、長距離適性の高い実力馬が揃い、スタミナ比べの見応えある一戦が期待される。ここではこのレースの予想・買い目を紹介する。
予想
本命◎はブローザホーン。昨年の天皇賞(春)で2着に好走し、今年も前哨戦の阪神大賞典で3着。着順以上に見どころある内容で、長距離適性は証明済みだ。堅実な末脚とタフさを武器に、悲願のG1タイトルを狙う。
対抗〇はジャスティンパレス。一昨年の覇者で、以降勝ち星は遠ざかっているが、3000m以上では【2-0-1-0】と馬券にすべて絡んでいる。スタミナ勝負では一枚上の存在だ。久々を叩かれて上昇気配。名ステイヤーの風格を見せたい。
単穴▲はビザンチンドリーム。前走はサウジアラビアで行われたレッドシーターフハンデを制して海外重賞初制覇。昨年の菊花賞でも9番人気から5着に食い込み、潜在能力は高い。末脚勝負のタイプで、京都の馬場も合いそうだ。
連下△は2頭。シュヴァリエローズは昨年、京都大賞典とステイヤーズSを連勝。日経賞では12着と大敗したが、稍重馬場が影響した印象。良馬場なら巻き返しの余地はある。もう一頭の△ヘデントールは、昨年の菊花賞2着馬で前走ダイヤモンドSでは2着に0.7秒差の圧勝。長距離に特化した戦績で、未知の魅力を秘めた伏兵だ。
スタミナと適性が問われる春の盾。今年は特に“本格派ステイヤー”が台頭する舞台。悲願のG1制覇を狙うブローザホーンに注目だ。
◎ブローザホーン
〇ジャスティンパレス
▲ビザンチンドリーム
△シュヴァリエローズ
△ヘデントール
買い目
ブローザホーンを3連単1着固定で、印をつけた4頭に流す計12点で勝負する。
1着:(3)ブローザホーン
2・3着:(6)ヘデントール、(9)シュヴァリエローズ、(13)ジャスティンパレス、(14)ビザンチンドリーム
天皇賞(春) 2025 概要
- レース名(グレード):第171回天皇賞(春)(G1)
- 開催:2回京都4日
- 開催日:2025年5月4日(日)
- 発走時刻:15:40
- 競馬場:京都競馬場(京都府京都市)
- 距離:芝3200m
- 条件:4歳以上 オープン(国際)(指定) 定量
天皇賞(春) 2025の出走馬と枠順
枠・馬番/馬名/性齢/負担重量/騎手/厩舎
- 1枠1番/アラタ/牡8/58.0/大野拓弥/和田勇介(美浦)
- 2枠2番/ウインエアフォルク/牡8/58.0/幸英明/根本康広(美浦)
- 2枠3番/ブローザホーン/牡6/58.0/菅原明良/吉岡辰弥(栗東)
- 3枠4番/ジャンカズマ/牡7/58.0/野中悠太郎/西田雄一郎(美浦)
- 3枠5番/サンライズアース/牡4/58.0/池添謙一/石坂公一(栗東)
- 4枠6番/ヘデントール/牡4/58.0/D.レーン/木村哲也(美浦)
- 4枠7番/プラダリア/牡6/58.0/松山弘平/池添学(栗東)
- 5枠8番/ショウナンラプンタ/牡4/58.0/武豊/高野友和(栗東)
- 5枠9番/シュヴァリエローズ/牡7/58.0/北村友一/清水久嗣(栗東)
- 6枠10番/リミットバスター/牡5/58.0/岩田康誠/杉山晴紀(栗東)
- 6枠11番/マイネルエンペラー/牡5/58.0/丹内祐次/清水久嗣(栗東)
- 7枠12番/ワープスピード/牡6/58.0/横山和生/高木登(美浦)
- 7枠13番ジャスティンパレス/牡6/58.0/鮫島克駿/杉山晴紀(栗東)
- 8枠14番/ビザンチンドリーム/牡4/58.0/A.シュタルケ/坂口智康(栗東)
- 8枠15番/ハヤテノフクノスケ/牡4/58.0/岩田望来/中村直也(栗東)
本サイトに掲載されているリンクから商品の購入やサービスの契約をされた場合、本サイトが収益を得ることがあります。