過去のフアン・ソトのプレーぶりからすると、今シーズンここまでの成績は予定通りとは言えないだろう。
ニューヨーク・メッツはソトにスポーツ史上最高額の契約を提示し、過去数シーズン同様、メジャーリーグ屈指の選手として活躍を見せてくれることを期待していた。
しかし残念なことに物事は期待通りに進まず、ソトは現在打率.233、本塁打はわずか3本と低調な成績にとどまっている。
パワーの面で数字が低いのはそれほど驚きでもない。ソトにはこれまでも、思っているほどホームランが出ない時期があったからだ。
懸念されるのは打率の低さだ。その意味ではソトはMLBでもエリート級の打者と言っていい。そのソトが、OPS+で117というキャリアの中でも最も低い数字を残しているのは現時点における最大の課題と言えるだろう。
現地21日(月)のフィラデルフィア・フィリーズ戦後、ソトは自身の現状についてコメントし、自分がしたいと思っている野球をプレーできていないことを認めた。
「今もリズムを掴もうとタイミングを調整しているところなんだ」とソトは『NJ Advance Media for NJ.com』のマニー・ゴメス記者に語った。
「まだ理想のレベルには達していないが、毎日少しずつ良くなっているのを感じているよ」
ソトはまた、今以上の結果を期待している、これまでの8年間のキャリアを考慮すれば、メッツ・ファンは自分にもっと期待していいと語った。
「自分は今まで以上に良いプレーができる」とソトはゴメス氏との会話の中で付け加えた。
「ただ、最終的には数字が全てを物語る。結果がどうなるかは時が経てば分かるだろう」
ソトへのプレッシャーは日に日に高まっている。プレーしているのがメッツとはいえ、ニューヨークはニューヨークだ。ファンは既にその不満をぶつけて始めているし、結果を残せなければ、その声は今後さらに続いていくだろう。
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原文:Mets' Juan Soto makes jarring announcement amid slow start
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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