ロサンゼルス・レイカーズは11月18日(日本時間19日)、本拠地クリプトドットコム・アリーナの外のスタープラザに、パット・ライリーの銅像を建てることを発表した。
ガバナーのジーニー・バスは同日、ビデオ通話でライリーに銅像の計画を伝えたとのこと。バスは「パットはレイカーズのアイコンです」と話している。
「彼のプロフェッショナリズム、技術へのコミットメント、試合への準備は、現在リーグで広く見られる指導法の道を切り開きました。私の父は、才能ある選手たちを集めて優勝チームとするパットの能力とこだわりを認めていました。楽しんで勝つチーム。1980年代にパットとレイカーズがつくり上げたバスケットボールのスタイルは、現在でも球団の青写真となっています」
ライリーはレイカーズでヘッドコーチとして4回(1982年、85年、87年、88年)、アシスタントコーチとして1回(1980年)、選手として1回(1972)の計6回の優勝を達成しており、レイカーズのレガシィ(遺産)に大きな影響を及ぼした。
スタープラザの銅像は、エルジン・ベイラー、コービー・ブライアント、チック・ハーン、マジック・ジョンソン、シャキール・オニール、カリーム・アブドゥル・ジャバー、ジェリー・ウェストに続く8人目。完成は2026年の予定で、正式なお披露目の日程は後日レイカーズが発表する。
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NBAドラフト1967でサンディエゴ・ロケッツに1巡目で指名され、1970-1971シーズンにレイカーズにトレードされたライリーは、紫と金のジャージーで5シーズン超をプレイ。レイカーズがNBA記録となる33連勝を達成した1971-1972シーズンの優勝メンバーだった。1979-1980シーズンにアシスタントコーチに就任。当時新人のジョンソンやベテランのアブドゥル・ジャバーを擁し、1980年にNBA優勝を達成した。
1981-1982シーズンにレイカーズの指揮官となったライリーは、革新的な指導法と洗練された振る舞いで知られ、「ショータイム」時代のレイカーズを9シーズンで4回のNBA優勝に導いている。
ライリーは速攻のアプローチでバスケットボールに革命をもたらし、1980年代にレイカーズを最もエキサイティングなチームとした。レイカーズの指揮官としてはレギュラーシーズンで533勝194敗(勝率73.3%)、プレイオフで102勝47敗(勝率68.5%)という成績を残している。9シーズンすべてで50勝超をあげ、5シーズンで60勝超を達成。ラストイヤーとなった1989-1990シーズンに、ライリーはNBA年間最優秀コーチ賞を受賞した。
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