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ライトヘビー級はここ5年間、活況を呈してきた。だがバーナード・ホプキンスとアンドレ・ウォードは退いてしまい、アドニス・スティーブンソンはファンの心をつかむほど戦ってはいない。
安定しているのはセルゲイ・コバレフである。2013年8月にネイサン・クレバリーを倒してWBOのタイトルを奪取したあと、この「ザ・クラッシャー(The Krusher)」は10勝2敗。10勝のうち8勝はKOである。2014年にはホプキンスを3−0の一方的な判定で下して統一王者になっている。
いま、コバレフに続く新星が現れた。彼の名前? ドミトリー・ビボルという。
ビボル(13勝無敗、11KO)は4日(米国東部時間午後10時)、5度目の防衛戦としてかつてコバレフの宿敵だったアイザック・チレンバと戦う。同日はコバレフとエレイダー・アルバレスとの一戦も予定されている。ビボルとコバレフのダブルヘッダーは3度目になる。ボクシング界における成長理論とは、ロシア出身の175ポンドのファイターによる対決に道筋をつけることである。
「(コバレフとの)試合はさほど遠くない。ボクシング・ファンにとって待望の一戦だと思う。彼(コバレフ)も望んでいると思う。彼はこの統一戦を楽しみにしているだろう。誰でも最高の選手同士の戦いを見たいと思っている」と、ビボルはスポーティングニュースに語った。
27歳のビボルはキャリアを重ねるにつれて逞しさを増している。ボクサーたちはビボルと顔を合わせると、リングで全てを出そうとするものだ。3月にサリバン・バレラを12回TKOで下した試合は、ビボルにとって最大の試練だった。右目の上を切り、左目の上に血腫ができた。これらの傷は偶然のバッティングによるものだったが、ビボルはとても気になったと認めていた。
「私と戦った相手は、私からタイトルを取り上げたいと思っていたはずだ。彼らは勝ちたいとの思いが強く、実力以上のファイトをしようとした。彼らはそうすることで、レベルアップしてきた。練習以上の力を試合で出してきた。私はそれに備えなければいけない。
私はより激しい試合を予想して、自分の気持ちを高めている。試合のたびに、厳しくなっているように思う。対戦相手は私が一歩踏み出すたびに大きなチャンスを得るからだ。彼らは自信たっぷりだし、勝つためにあらゆることをする。それは私にとってやっかいなものだ。ただ私としては、厳しい挑戦を楽しみにしている」(ビボル)。
チレンバ(25勝5敗2分け、10KO)は2016年7月にコバレフと対戦している。ビボルにはチレンバの攻め手が分かっている。チレンバに勝てば、コバレフとの一戦は夢でなくなる。
「彼(チレンバ)には経験がある。彼はコバレフと戦った。彼は乱打戦をしたことはないが、コバレフのような最高のボクサーと戦うと成長する。いい経験になるからだ。彼にはいいジャブがあって、数多くのジャブを出していた。彼は賢いし、後ろへの動きや細かい動きの方法を知っている。熱い戦いができるタイプの相手ではないけれど、それだけに私にとっては厳しい試合になるだろう。それを楽しむつもりだ」
原文:Dmitry Bivol knows a Sergey Kovalev showdown 'is not that far away'
翻訳:Hirokazu Higuchi
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