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現代のボクシング界で、真っ先に名前の上がるスーパースターのひとりといえば、“カネロ”ことサウル・アルバレスだろう。カネロについて語る前に、知っておいて欲しいのが、日本時間12月16日、ニューヨークの「マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)」でWBA世界スーパーミドル級正規王者のロッキー・フィールディングとWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチだ。カネロにとっては3階級制覇の重要な一戦である。
カネロの最新の試合日程・開催場所
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日程:日本時間12月16日(日)
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開催地:米ニューヨーク州ニューヨーク「マディソン・スクエア・ガーデン 」
メキシコ生まれの赤毛(カネロ)のファイター
名前 | サウル“カネロ“アルバレス |
---|---|
階級 | スーパーウェルター級、ミドル級、スーパーミドル級 |
身長 | 173cm |
リーチ | 179cm |
出身地 | メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ |
生年月日 | 1990年7月18日(28歳) |
スタイル | オーソドックス |
“世界で最も稼ぐボクサー“サウル・アルバレスは、メキシコ出身の世界2階級制覇王者であり、その赤毛から通称“カネロ”と呼ばれている。2018年9月15日、“生ける伝説”ゲンナジー・ゴロフキンに判定勝ちを収め、無敗伝説を終わらせた。12月16日のスーパーミドル級タイトルマッチに挑み、スーパーウェルター級、ミドル級に続く、3階級制覇を目指す。若手時代からの特徴であるパワーとスピードだけでなく、現在はテクニック、戦術面でも目を見張るものがあり、トータルバランスに優れた稀有なファイターとして知られる。
<戦績>53戦50勝34KO1敗2分
日付 | 勝敗 | 内容 | 対戦相手 |
2018年12月15日 | ─ | ─ | ロッキー・フィールディング |
2018年9月15日 | 勝利 | 判定2-0 | ゲンナジー・ゴロフキン |
2017年9月16日 | 引分 | 判定1-1 | ゲンナジー・ゴロフキン |
2017年5月6日 | 勝利 | 判定3-0 | フリオ・セサール・チャベス・ジュニア |
2016年9月17日 | 勝利 | KO | リアム・スミス |
2016年5月7日 | 勝利 | KO | アミール・カーン |
2015年11月21日 | 勝利 | 判定3-0 | ミゲール・コット |
2015年5月9日 | 勝利 | KO | ジェームス・カークランド |
2014年7月12日 | 勝利 | 判定2-1 | エリスランディ・ララ |
2014年3月8日 | 勝利 | TKO | アルフレド・アングロ |
2013年9月14日 | 敗北 | 判定0-2 | フロイド・メイウェザー・ジュニア |
2013年4月20日 | 勝利 | 判定3-0 | オースティン・トラウト |
2012年9月15日 | 勝利 | TKO | ホセシート・ロペス |
2012年5月5日 | 勝利 | 判定3-0 | シェーン・モズリー |
2011年11月26日 | 勝利 | TKO | カーミット・シントロン |
2011年9月17日 | 勝利 | TKO | アルフォンソ・ゴメス |
2011年6月18日 | 勝利 | TKO | ライアン・ローズ |
2011年3月5日 | 勝利 | 判定3-0 | マシュー・ハットン |
2010年12月4日 | 勝利 | 判定3-0 | ラブモア・ヌドゥ |
2010年9月18日 | 勝利 | KO | カルロス・バルドミール |
2010年7月10日 | 勝利 | TKO | ルシアノ・レオネル・クエリョ |
2010年5月1日 | 勝利 | TKO | ホセ・ミゲル・コット |
2010年3月6日 | 勝利 | KO | ブライアン・カメチス |
2009年12月5日 | 勝利 | 判定 3-0 | ラナルド・タイナー |
2009年9月15日 | 勝利 | TKO | カルロス・レオナルド・ヘレラ |
2009年8月8日 | 勝利 | KO | マラト・クゼエフ |
2009年6月6日 | 勝利 | KO | ジェファーソン・ルイス・ゴンカロ |
2009年4月11日 | 勝利 | TKO | マイケル・ロサレス |
2009年2月21日 | 勝利 | TKO | ユーリ・ゴンサレス |
2009年1月17日 | 勝利 | TKO | アントニオ・フィッチ |
2008年12月5日 | 勝利 | TKO | ラウル・ピンゾン |
2008年10月24日 | 勝利 | 判定 3-0 | ラリー・モズリー |
2008年8月2日 | 勝利 | 判定 3-0 | カルロス・アダン・ヘレス |
2008年6月28日 | 勝利 | 判定 3-0 | ミゲル・バスケス |
2008年6月6日 | 勝利 | 判定 2-1 | フランシスコ・ヴィラヌエバ |
2008年4月18日 | 勝利 | TKO | ガブリエル・マルチネス |
2008年3月14日 | 勝利 | TKO | フランシスコ・ヴィラヌエバ |
2008年2月22日 | 勝利 | KO | アクセル・ロドリゴ・ソリス |
2007年12月15日 | 勝利 | TKO | ショーン ・ ホリー |
2007年8月31日 | 勝利 | 判定 3-0 | リカルド・カノ |
2007年8月18日 | 勝利 | 判定 3-0 | クリスチャン・ソラーノ |
2007年6月1日 | 勝利 | TKO | ヘスス・アベル・エルナンデス |
2007年5月19日 | 勝利 | KO | ビクター・マルケス |
2007年3月30日 | 勝利 | KO | イワン・イレスカス |
2007年3月2日 | 勝利 | TKO | ハビエル・マルチネス |
2006年12月8日 | 勝利 | KO | ダニエル・マルチネス |
2006年9月29日 | 勝利 | KO | フランシスコ・ヴィラヌエバ |
2006年9月15日 | 勝利 | KO | クリスチャン・エルナンデス |
2006年7月21日 | 勝利 | KO | ファン・エルナンデス |
2006年6月17日 | 引分 | 判定1-1 | ホルヘ・スアレス |
2006年2月10日 | 勝利 | KO | ペドロ・ロペス |
2006年1月20日 | 勝利 | 判定2-1 | ミゲル・バスケス |
2005年11月26日 | 勝利 | KO | パブロ・アルバラード |
2005年10月29日 | 勝利 | TKO | アブラハム・ゴンサレス |
ボクシング兄弟の末っ子として育ったカネロ少年
サウル・アルバレスは、メキシコ中部のハリスコ州で、8人兄弟の末っ子として育った。家族で唯一、母親の赤毛を引き継いだことで、スペイン語で「シナモン=赤毛の俗語」を意味する“カネロ”と呼ばれるようになった。3人の兄がボクサーであり、特に12歳上のリゴベルト・アルバレスはWBA世界スーパーウェルター級王者になっている。
兄たちを追うようにしてカネロは13歳でボクシングを始め、2004年にメキシコジュニア全国大会で準優勝、翌年に優勝を果たすと、当時15歳でプロに転向。同年10月末、4回TKO勝利でプロデビューを飾った(ジュニアウェルター級)。
以来、無数のKO劇を演じたカネロは、メキシコ国内で頭角を現していく中で、2009年8月にWBC世界ウェルター級ユース王座を獲得。翌2010年、ウェルター級からスーパーウェルター級に階級を上げ、空位だったWBC世界スーパーウェルター級シルバー王座を勝ち取り、2度の防衛後、いよいよ“本物”の世界王座獲りに動いた。
初の世界タイトル獲得はスーパーウェルター級
2011年3月、カネロはアウェーとなるイギリスでマシュー・ハットンを撃破し、WBC世界スーパーウェルター級王者に上り詰めた。その後、世界3階級制覇王者であるシェーン・モズリーらを相手に5度の防衛を果たし、2013年4月には、当時無敗だったWBA同級世界王者であるオースティン・トラウトとの統一戦に3-0で勝利し、2団体世界王者に。
そして、2013年9月、無敗のWBA世界スーパーウェルター級“スーパー王者”フロイド・メイウェザーとの統一戦(及びWBC同級タイトル戦)が実現した。だが、0-2の判定によりカネロはプロ初黒星を喫し、2本のベルトを失うことになる。
この敗戦以降、カネロは計量に苦しみ、2015年11月、当時の王者ミゲール・コットのWBC世界ミドル級王座挑戦を機に、ミドル級へと階級を上げることとなった。
ミドル級転向で宿命のライバル・ゴロフキンとの対戦が浮上
2015年11月21日のWBC世界ミドル級タイトルマッチは、王者コットがタイトル戦承認料を支払らわなかったなどのトラブルがあったものの、3-0の判定勝利でカネロが2階級制覇を成し遂げた。
カネロがミドル級の正規王者となったことで、WBCは当時のWBC暫定同級王者だったゲンナジー・ゴロフキンとの統一戦を通達。両陣営はゴロフキンの持つWBA同級スーパー王座、IBF同級王座との統一戦に同意した。
2016年5月、2階級下のアミール・カーンに6回KO勝ちを得たものの、懸念のゴロフキン陣営との交渉がまとまらず長期化に突入する。この間、カネロ陣営は、WBCからの干渉を避けるため、あえてWBCミドル級王座を返上。ゴロフキン戦実現に注力する姿勢を取った。
しかし、遅々として進まないゴロフキン戦の交渉にしびれを切らすように、カネロはWBO世界スーパーウェルター級王座に挑戦。リアム・スミスを9回KOに沈め、新王者となった。
2017年9月、ついにゴロフキン戦が実現も……
WBOからWBO世界ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダースの指名挑戦者に選ばれたカネロだったが、この試合を待たず、ついに2017年9月16日、ラスベガスのT-モバイル・アリーナでのゴロフキン戦が正式決定する。
ようやく実現した世紀のビッグマッチは、ゴロフキンが優位に進めた中、1-1の判定という決着に終わった。メディアや関係者、多くのファンもゴロフキン勝利を支持する内容だったため、疑惑の判定として話題となった。
さらに、抜き打ちの薬物検査により、カネロの尿から禁止薬物クレンブテロールの陽性反応が発覚。試合を管轄したネバダ州アスレチックコミッションは、カネロに対して半年間の選手資格停止という処分を下した。
カネロが2度目の対戦で生ける伝説ゴロフキンに勝利
カネロのドーピングによる資格停止、ゴロフキン陣営のIBF指名戦拒否など、両陣営が問題を抱えながらも、両者のリマッチの機運が高まり、2018年6月、カネロ vs. ゴロフキンの第2戦が正式に決定する。
第1戦のちょうど1年後となる2018年9月15日、同じ会場となるT-モバイル・アリーナで両者は再び拳を交えた。ゴロフキンが序盤と最終盤に猛打を見せるものの、カネロが2-0(115-113×2、114-114)の判定勝ち。WBC、WBA(スーパー王座)、IBOの世界ミドル級王座を獲得した。
3階級制覇後、ゴロフキンとの第3戦はあるのか?
生ける伝説となっていたゴロフキンに土をつけたカネロは、文字通り、“世界で最も稼ぐボクサー“となった。ファンや関係者はそんなスーパースターに次なるミドル級のビッグネームとの対決を期待したが、カネロは3階級制覇という新たな夢に歩みを進めた。日本時間の2018年12月16日、WBC世界スーパーミドル級の正規王者ロッキー・フィールディングに挑戦する。
185cmのロッキーに対し、カネロは身長で9cm、リーチで11cm劣る。だが、多くの関係者はカネロの勝利を疑わない。
3階級を達成したあとに待っているものが何か。ゴロフキンとの第3戦目というのが大方の予想だ。まずは、12月16日のロッキー戦を見届けるしかない。
注目のカネロ vs. ロッキーを日本国内で観るには?
カネロ・アルバレス vs. ロッキー・フィールディングのWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチは、日本国内では「DAZN」で日本時間の12月16日午前8時から独占ライブ配信される。DAZNはインターネット環境があれば、どこからでもライブ配信や見逃し配信が利用可能だ。
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