ヤンキースで防御率2.70を記録していたヨエンドリス・ゴメスをドジャースが獲得

Billy Heyen

石山修二 Shuji Ishiyama

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ニューヨーク・ヤンキースは、プロキャリアの9年間をヤンキースとその下部組織で過ごしてきた選手を放出した。

すると、ロサンゼルス・ドジャースが喜んで彼を獲得した。

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ヤンキースが先週初め、ヨエンドリス・ゴメスをDFAに登録すると、ドジャースが現地25日(金)に彼をウェイバーで彼を獲得した。

ゴメスはすでに2022〜2024年の間にマイナーリーグ・オプションを使い切っていたため、ヤンキースはチームのロスターからゴメスを外す可能性があった。

ベネズエラ出身、2016年にヤンキースと契約したたゴメスは現在25歳、かつてはヤンキースの下部組織内でトップ30の評価を受けていた有望株だった。

2023年には2Aから飛び級でメジャー初昇格を果たし、今シーズンもここまでヤンキースでリリーフで6試合に登板して1勝1敗、防御率2.70を記録している。

メジャー通算成績は12試合の登板で防御率3.09、直近の2年間(2023年、2024年)のマイナーリーグでも防御率3.63、奪三振率27.7%をマークしていた。

ドジャースは昨シーズン、メジャーリーグで2番目に多くの投手を起用したチームであり、投手の層を厚くすることはチームにとって常に良い判断と考えられる。

現在は先発投手として起用されてはいないものの、マイナー時代には先発経験もあり、ドジャースがその可能性を試すこともあるかもしれない。

ドジャースにとっては長期的に見てプラスに働く可能性のある、リスクの低い補強と言える。

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原文:Yankees dump pitcher with 2.70 ERA to Dodgers after 9 years with New York
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Billy Heyen

Billy Heyen is a freelance writer with The Sporting News. He is a 2019 graduate of Syracuse University who has written about many sports and fantasy sports for The Sporting News. Sports reporting work has also appeared in a number of newspapers, including the Sandusky Register and Rochester Democrat & Chronicle

石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。