リバプール遠藤航に今冬移籍の可能性? 獲得に興味を示す5クラブとは

山下晴輝 Haruki Yamashita

Vishal Bhawani

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日本代表のキャプテンでありリバプール所属のMF遠藤航は、今冬の移籍が噂されている。1月の移籍市場が近づいている中、5つのクラブが彼の動向を注視しているようだ。

ユルゲン・クロップ前監督のもと昨年リバプールに加入した遠藤は、新たに就任したアルネ・スロット監督のもとで出場機会の獲得に苦しんでいる。

スロット監督率いるリバプールはここまで好調で、現在プレミアリーグでは5ポイント差をつけて首位を走っているものの、遠藤はほとんどピッチに立っていない。

リバプールでの役割が減る遠藤の背景

遠藤はクロップ前監督のもと昨シーズン43試合に出場し、シュトゥットガルトからの電撃移籍後すぐに彼の実力を証明して見せた。

しかしながら、同じ守備的MFであるライアン・フラーフェンベルクの台頭によって、今シーズン遠藤の役割は大幅に減っている。

プレミアリーグとチャンピオンズリーグを合わせても遠藤の出場時間はここまでわずか20分以下で、カラバオカップでしか十分な出場時間を確保できていない。

現在31歳の遠藤は、1月までに現在の状況が改善されなければ、新たな挑戦を考えていると報じられる。

また、最近の報道(Caught Offside)によると、遠藤は他の選択肢を探すことに前向きで、少なくとも5つのクラブが彼の獲得に興味を示しているようだ。

1月に遠藤を狙っているクラブとは?

プレミアリーグ内外ともにいくつかのクラブが遠藤の動向を注視しており、特に現在プレミアリーグ7位につけるフラムは彼の経験を中盤に加えたいと熱望していることが報じられている。

現在プレミアリーグ下位で苦しむウルヴァーハンプトン・ワンダラーズとイプスウィッチ・タウンも興味を示しており、降格圏から脱出するために遠藤の安定力がプラスになると考えているとのこと。

また、遠藤への関心はプレミアリーグを超え、スコティッシュ・プレミアシップのセルティックも獲得の可能性を探っている。セルティックは既に古橋亨梧や前田大然、旗手怜央など複数の日本人選手が所属しているため、クラブへの順応も比較的早いだろう。

さらに、イタリアのセリエAで今シーズンここまで苦戦しているACミランも、同様に遠藤の経験を活かして戦力を補強したい考えを示している。

リバプールにとっては、約1500万ユーロ(約24億円/1ユーロ=160円換算)程度の移籍金があれば、遠藤の放出を検討するのに十分かもしれない。

遠藤が新たなクラブを見つけるのか、それともリバプールに残りポジション争いを続けるのかは、1月の移籍市場が近づくにつれて注目が高まる。

原文:Liverpool midfielder sparks transfer rumors as January window approaches
翻訳・編集:山下晴輝(スポーティングニュース日本版)

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スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。小学校から大学まで計15年間サッカーに没頭。ポジションはボランチで、全盛期のカゼミロやカンテに憧れていた。現在は佐野海舟に大の期待を寄せながら、スポーティングニュースのサッカー部門編集者として欧州リーグからJリーグまで世界中のサッカー動向をチェックしている。

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Vishal Bhawani is a content producer for The Sporting News.