止まるところを知らないドジャース、カービー・イエーツ獲得で投手陣をさらに補強

石山修二 Shuji Ishiyama

Curt Bishop

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Mandatory Credit: Kevin Jairaj-Imagn Images

ロサンゼルス・ドジャースのオフは多忙を極めた。ブレイク・スネル、キム・ヘソン、マイケル・コンフォルト、ブレイク・トレイネン、テオスカー・ヘルナンデス、佐々木朗希、タナー・スコットなど、このオフに獲得した選手は枚挙にいとまがない。

しかし、この週末に佐々木とスコットを獲得してもドジャースの補強が終わったわけでなかった。現地21日(火)の朝には、ブルペンを強化するために新たな契約を結んでみせた。

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米全国紙『USAトゥデイ』のコラムニスト、ボブ・ナイテンゲール氏はX(旧Twitter)で、ドジャースが37歳のベテラン投手カービー・イエーツと契約したと報じた。

イエーツは2024年、テキサス・レンジャースでプレーし、ホセ・ルクラークに代わってクローザーを務めると61試合に登板し、7勝2敗33セーブ、防御率1.17の成績を残した。

ドジャースはすでに先発5人を中心に非常に層の厚いローテーションを誇り、リリーフ陣も充実している。イエーツ獲得でその層はさらに厚みを増した。

ナイテンゲール氏は、ドジャースがイエーツと契約した理由について次のように言及している。

「チーム年俸総額が3億8000万ドル(1ドル155円換算で約589億円)を超えるドジャースですが、リリーフ投手のマイケル・コペックがシーズン最初の1か月を欠場する可能性があるため、ブルペン陣の厚みを増やしたいと考えていました」

確かにコペックが欠場する可能性はあるが、復帰すればドジャースのブルペン陣はさらに強化されることになる。しかも、ロサンゼルスにはすでにエバン・フィリップスというリリーフ陣の核になる選手もいる。

今年のドジャースと肩を並べるのはどのチームにとっても難題だろう。すでにワールドシリーズ制覇の最有力候補だったドジャースは、イエーツを加えてさらに強力になった。

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原文:Dodgers continue spending spree, sign two-time All-Star reliever
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Curt Bishop

Curt Bishop is a freelance sports writer who graduated from Maryville University of St. Louis with a Bachelor of Arts degree in the field of Communication and currently writes as a contributor for various platforms covering Major League Baseball. Curt’s work includes covering trade and free agency predictions, as well as rumors and news.