ミルウォーキー・バックスは、インディアナペイサーズとのNBAプレイオフ1回戦第4戦で、致命的な打撃を受けることとなった。
試合開始から約6分も経たないうちに、オールスターガードのデイミアン・リラードが接触のない左足の負傷で倒れ、重傷が懸念された。助けを借りてコートから退場したリラードは、その後試合に戻ることはなかった。
リラードにとってこの試合は、右腓骨の深部静脈血栓症(DVT)から復帰して3試合目だった。
リラードのケガが何だった確定する前から、バックスのドック・リバース・ヘッドコーチとオールスターチームメイトのヤニス・アデトクンボは、リラードが経験してきた苦難と、彼がこれから直面する可能性のある状況について、内省的なトーンで語っていた。
リラードの負傷に関する情報、潜在的な診断と、それが彼の直近と長期的な未来に与える影響について、以下にまとめる。
デイミアン・リラードのケガは何?
バックスの発表によると、リラードは左アキレス腱を断裂した。
アキレス腱損傷の重症度を判断するための検査は複数存在するが、リラードは現地月曜にMRI検査を受け、診断が確定した。彼が2025年のプレイオフの残りを欠場し、修復手術を受けることをバックスは発表している。
試合後、リバースHCは「明日検査を受ける。当然、左脚下部だ。正直な意見を述べると、あまり良い結果ではなさそうだ」と話していた。
リラードが負傷したのはペイサーズとの第4戦の第1クォーター途中でのこと。ルースボールに対して飛び込もうとしたところ、リラードは床につまずいて倒れたかのように見え、すぐに左踵(かかと)を抑えた。
Dame leaves the game with an apparent injury
— Bleacher Report (@BleacherReport) April 28, 2025
Hope he's okay 🙏 pic.twitter.com/ak4Ia59nL9
明らかに苛立ちを見せた状態でリラードがコート上に座り込むなか、バックスは故意にファウルを犯してプレイを止めた。リラードはスタッフの助けを借りてロッカールームに下がり、報道によれば歩行用ブーツと松葉杖を使ってアリーナを後にした。
試合後、バックスは負傷直後のリラードの写真を投稿しており、深刻な状況であることを示唆した。
Love you, Dame. 💚 pic.twitter.com/Kx5vghnbCN
— Milwaukee Bucks (@Bucks) April 28, 2025
デイミアン・リラードの復帰はいつ頃?
アキレス腱を断裂したリラードは、おそらくNBA 2025-26シーズンを全休することとなるだろう。バスケットボール選手にとってアキレス腱断裂からの復帰は平均10か月ほどかかるものの、全休する前例も多くあり、オフシーズン中に35歳になるリラードも同程度かかることが予想される。
最近では、フェニックス・サンズのケビン・デュラントやダラス・マーベリックスのクレイ・トンプソンがそれぞれアキレス腱断裂でシーズンを全休している。両選手とも受傷時はリラードよりも若かった。
リラードの年齢は、彼のリハビリや復帰時期に影響することだろう。
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