デイミアン・リラードが左アキレス腱断裂 復帰時期はいつ頃?|NBAプレイオフ2025

Gilbert McGregor

大西玲央 Reo Onishi

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ミルウォーキー・バックスは、インディアナペイサーズとのNBAプレイオフ1回戦第4戦で、致命的な打撃を受けることとなった。

試合開始から約6分も経たないうちに、オールスターガードのデイミアン・リラードが接触のない左足の負傷で倒れ、重傷が懸念された。助けを借りてコートから退場したリラードは、その後試合に戻ることはなかった。

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リラードにとってこの試合は、右腓骨の深部静脈血栓症(DVT)から復帰して3試合目だった。

リラードのケガが何だった確定する前から、バックスのドック・リバース・ヘッドコーチとオールスターチームメイトのヤニス・アデトクンボは、リラードが経験してきた苦難と、彼がこれから直面する可能性のある状況について、内省的なトーンで語っていた。

リラードの負傷に関する情報、潜在的な診断と、それが彼の直近と長期的な未来に与える影響について、以下にまとめる。

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デイミアン・リラードのケガは何?

バックスの発表によると、リラードは左アキレス腱を断裂した。

アキレス腱損傷の重症度を判断するための検査は複数存在するが、リラードは現地月曜にMRI検査を受け、診断が確定した。彼が2025年のプレイオフの残りを欠場し、修復手術を受けることをバックスは発表している。

試合後、リバースHCは「明日検査を受ける。当然、左脚下部だ。正直な意見を述べると、あまり良い結果ではなさそうだ」と話していた。

リラードが負傷したのはペイサーズとの第4戦の第1クォーター途中でのこと。ルースボールに対して飛び込もうとしたところ、リラードは床につまずいて倒れたかのように見え、すぐに左踵(かかと)を抑えた。

明らかに苛立ちを見せた状態でリラードがコート上に座り込むなか、バックスは故意にファウルを犯してプレイを止めた。リラードはスタッフの助けを借りてロッカールームに下がり、報道によれば歩行用ブーツと松葉杖を使ってアリーナを後にした。

試合後、バックスは負傷直後のリラードの写真を投稿しており、深刻な状況であることを示唆した。

デイミアン・リラードの復帰はいつ頃?

アキレス腱を断裂したリラードは、おそらくNBA 2025-26シーズンを全休することとなるだろう。バスケットボール選手にとってアキレス腱断裂からの復帰は平均10か月ほどかかるものの、全休する前例も多くあり、オフシーズン中に35歳になるリラードも同程度かかることが予想される。

最近では、フェニックス・サンズのケビン・デュラントやダラス・マーベリックスのクレイ・トンプソンがそれぞれアキレス腱断裂でシーズンを全休している。両選手とも受傷時はリラードよりも若かった。

リラードの年齢は、彼のリハビリや復帰時期に影響することだろう。


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Gilbert McGregor

Gilbert McGregor first joined The Sporting News in 2018 as a content producer for Global editions of NBA.com. Before covering the game, McGregor played basketball collegiately at Wake Forest, graduating with a Communication degree in 2016. McGregor began covering the NBA during the 2017-18 season and has been on hand for a number of league events.

大西玲央 Reo Onishi

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。