ロケッツがウォリアーズ相手に連勝 シリーズは3勝3敗で第7戦へ|NBAプレイオフ2025

大西玲央 Reo Onishi

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5月2日(日本時間5月3日)にカリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われたウェスタン・カンファレンスのプレイオフ1回戦、ヒューストン・ロケッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズの第6戦は、ロケッツが115-107で勝利し、シリーズを3勝3敗のタイに持ち込んだ。

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ロケッツが一桁のリードをしつつ、ウォリアーズが度々追い上げるという展開の続いたこの試合、大きく流れが変わったのは第4クォーターだった。フレッド・バンブリートの4ポイントプレイをきっかけに勢いに乗ったロケッツが、ビッグラインナップを駆使し、ペイント内を圧倒した。

特に目立ったのがスティーブン・アダムズだ。今シリーズで自身最長となる31分のプレイタイムを得たアダムズは、リバウンドとディフェンスで常にウォリアーズの前に立ちはだかる存在となった。

ウォリアーズは途中アダムズの活躍を嫌って、意図的に彼をファウルするハック戦術を展開するも、アダムズは苦手なフリースローを16本中9本決め、コートに立ち続けた。

これで相手に流れを渡すことをそしてロケッツが、リードを二桁へと押し広げ、そのまま勝ちきる形となった。

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ロケッツ(第2シード)はフレッド・バンブリートが29得点、8リバウンド、8アシスト、アルペレン・シェングンが21得点、14リバウンド、6アシスト、アダムズが17得点、5リバウンド、3ブロック、アメン・トンプソンが14得点、7リバウンド、3スティールをマーク。

一方、ウォリアーズ(第7シード)はステフィン・カリーが29得点、7リバウンド、ジミー・バトラーが27得点、9リバウンド、8アシスト、モーゼス・ムーディーが13得点を記録したが、チームとして3ポイント成功率が30.6%と振るわず、オフェンスに苦しんだ。

第7戦は5月4日(日本時間5日)に、テキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで行われる。

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大西玲央 Reo Onishi

アメリカ・ニュージャージー州生まれ。国際基督教大学卒。NBA Japan / The Sporting Newsのシニアエディター。記事のライティング以外にもNBA解説、翻訳、通訳なども行なっている。訳書には『コービー・ブライアント 失う勇気』『レイ・アレン自伝』『デリック・ローズ自伝』「ケビン・ガーネット自伝』『ヤニス 無一文からNBAの頂点へ』。