ムーキー・ベッツが調子の上がらないドジャースのチーム状態に言及

石山修二 Shuji Ishiyama

Aaliyan Mohammed

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ロサンゼルス・ドジャースは開幕8連勝と最高の形でシーズンをスタートしたが、現地14日(月)から始まるロッキーズとの3連戦を前に直近の10試合では4勝6敗と調子を落としている。

このチーム状況についてパニックに陥るべき時が来たかどうか、ムーキー・ベッツが口を開いた。

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ベッツ自身は東京で行われた最初の2試合を欠場したが、復帰後は本来の調子を取り戻し、ここまで打率.288、出塁率.383、長打率.441で3本塁打を記録している。

そしてロッキーズ戦の初戦でも初回、先制のツーランホーマーを放って見せた。

そのベッツには、ドジャースは勝利を収めていた時であってもチーム状態は良くなかったと見えており、今は心配する時ではないと考えている

「シーズン当初の勝利を収めていた時でも、まだ本当にうまくいっていたわけではなかった」とベッツはスポーツニュースサイト『The Athletic』の取材で語った。

「2週間ダメな状態が続くのは何も初めてのことじゃない」とベッツは続けた。

「たまたま今がその時期なだけだ。パニックを起こせば状況は悪化する。パニックを起こさなければ、まるで気にしていないように見える。じゃあ、どうすればいいっていうのかい?」

ベッツは、長いシーズンには浮き沈みが多くあることを理解している。苦戦する時期は今だけにとどまらない可能性が高い。しかし、ドジャースにはこの先シーズンを好転させるだけの材料が揃っている。

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今のドジャースは本来の戦力が整っているとは言えない状況だ。ベッツ、ブレイク・スネル、フレディ・フリーマンは早くも欠場を経験しているし、大谷翔平もまだマウンド復帰を果たしてはいない。さらに、クレイトン・カーショウ、トニー・ゴンソリン、ギャビン・ストーンらが故障で離脱中である。ドジャースは多くのタレントを擁しているが、まだ全員が万全の状態でプレーできている訳ではない。

ドジャース・ファンは、低迷するチームの成績に不安を感じていることだろう。しかし、そのスーパースターの面々と復帰間近の選手たちを見れば少しは不安な気持ちも和らぐはずだ。

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原文:Dodgers Mookie Betts raises panic question as team has ‘sucked’
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Aaliyan Mohammed

Aaliyan Mohammed is a sports journalist who graduated from Mississippi State University. He covered MLB prospects for MLB.com. He has also spent time covering the Green Bay Packers as well as college sports in the SEC. His work features interviews with Gilbert Brown, Andre Rison, Mike Leach and multiple MLB executives.