【速報】マスターズ2025 松山英樹は21位でフィニッシュ マキロイが初制覇で史上6人目のキャリアグランドスラム|試合経過・結果・スコア・順位・ハイライト

一野洋 Hiroshi Ichino

【速報】マスターズ2025 松山英樹は21位でフィニッシュ マキロイが初制覇で史上6人目のキャリアグランドスラム|試合経過・結果・スコア・順位・ハイライト image

男子ゴルフ世界四大メジャー大会のひとつ『マスターズ・トーナメント』の2025年大会(第89回)が、4月10日から米国ジョージア州で行われ2021年以来の優勝を狙った松山英樹は、21位タイで大会を終えた。優勝はロリー・マキロイでマスターズ初制覇。史上6人目のキャリアグランドスラムを達成した。

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48位タイで最終日を迎えた松山は、バーディーラッシュでスコアを伸ばした。3番と6番でバーディーを奪うと、8番と9番も連続バーディーを沈めて前半を4アンダーで折り返し、通算でもイーブンパーにスコアを戻す。

セカンドナインに入っても松山の勢いはとどまらず、11番から13番の難所「アーメンコーナー」を3連続パーで切り抜けると、14番と15番を連続バーディー。さらに17番でも4.2メートルのパットを冷静に沈めて7つ目のバーディー。最終ホールでこの日最初のボギーをたたくも、66で回り通算2アンダーの21位タイでフィニッシュした。

優勝争いは、劇的な結末を迎えた。悲願の初優勝を目指すロリー・マキロイが単独首位で最終ホールを迎えたが、1.5メートルのパーパットを外し、この日6アンダーと猛チャージをかけたジャスティン・ローズとのプレイオフへ突入する。

北アイルランドとイングランドのヨーロッパ対決となったプレイオフは、最初のホールで2打目をピンそば1.2メートルにつけた北アイルランド出身のマキロイが、今度はきっちりとバーディーパットを沈めマスターズ初制覇。史上6人目のキャリアグランドスラムを達成した。

試合経過・ハイライト

※内容は逆時系列。日時は日本時間表記。

8:16 プレイオフ最初のホール、ローズがバーディパットを外す一方、マキロイが1.2メートルのバーディーパットを沈めてマスターズ初制覇!史上6人目のキャリアグランドスラムを達成した。

7:53 単独首位で最終ホールを迎えたマキロイだったが、1.5メートルのパーパットを外し、ローズとのプレーオフへ。

2:47 パーパットはカップ右を抜け、この日初のボギー。それでも松山はこの日、7バーディー、1ボギーの66でホールアウト。4日間では、286の通算2アンダー。この時点では17位タイで大会を終えた。

2:41 松山のバンカーショットは、ピンそばにつけるナイスアプローチ。

2:39 松山の残り168ヤードのセカンドショットは、グリーン手前のバンカーへ。

2:35 18番パー4、松山のティショットはフェアウェイをキープ。

2:32 4.2メートルのパットを沈めて、この日7つ目のバーディー!しかし笑顔はなく淡々としている。

2:28 17番パー4、1打目をフェアフェイに落とした松山は、カップ手前につけてバーディーチャンス。

2:21 松山は返しのパットをきっちりと沈めてパーセーブ。

2:18 松山は距離ある上りのバーディーパットをきっちりと打ち切るも、カップ横を通過してややオーバー。

2:12 16番パー3。北西の強い風が吹く中、松山の1打目はグリーンオン。しかし、傾斜でボールが戻され、松山は思わず天を仰ぐ。

2:08 残り25ヤードの3打目は、カップを狙うもその横を通過。しかし松山は、バーディーパットをきっちりと沈めて連続バーディー!スコアを2アンダーに伸ばす。

2:06 松山は目の前の木をものともせず果敢にグリーンを狙い、カラー付近に落とす。グリーン手前に待ち構える池にボールが転げ落ちそうだったがストップ。運が松山に向いている。

1:59 15番は後半最後のパー5。松山のティショットは距離が出てフェアウェイだが、2打目で木が邪魔になりそうな感じ。

1:56 松山は後半最初のバーディーで、この日5つ目! スコアは1アンダー。

1:53 残り123ヤードの松山の2打目は、グリーンオン。

1:51 14番パー4はフェアウェイにもグリーン周りにもバンカーがない唯一のホール。松山の1打目は完ぺきに近いショットで、フェアウェイをきっちりキープ。

1:46 3打目でピンそばに寄せた松山だったが、バーディーパットを外してしまう。結局、アーメンコーナーは、3ホール連続でパー。

1:36 カップまで226ヤード。4番アイアンを手にした松山の2打目はグリーンに着弾するも止まらずグリーンの外へ。

1:29 左ドッグレッグの13番パー5。松山は1打目でしっかりとフェアウェイをキープ。

1:24 上りのパットだったが、松山は打ち切れずこのホールもパー。

1:20 12番パー3。カップはグリーン右奥の狭い部分に切ってある難ホール。松山のティショットは、きっちりとグリーンをとらえる。

1:16 松山の11メートルのバーディーパットは良い感じでラインに乗ったようだったが、カップまでやや届かず。それでもきっちりとパーをセーブ。

1:10 松山の2打目はグリーン左に待ち受ける池を避け、ツーオンに成功。ただ、カップまでの距離は残る。

1:06 運命のアーメンコーナーに突入。11番パー4はコース最難関ホール。松山のティショットはやや右にいったが、フェアウェイをキープ。

1:01 松山は返しのパットを沈めてパーセーブ。

0:59 松山のバーディーパットはカップまでややショート。

0:55 松山はツーオンに成功するが、ピンまでやや距離がある。

0:51 10番パー4、松山は1打目でスプーンを持ち、ほぼフェアウェイのセンターへ置くナイスショット。

0:46 松山は、1.5メートルのバーディーパットをきっちりと決めて連続バーディー!通算イーブンパーに戻して、セカンドナインへ

0:42 松山の2打目は木の根元からでかなり打ちづらそう。しかし、ピンそばにつけるスーパーショットでバーディーチャンス。

0:39 9番パー4、松山のティーショットはフェアウェイに着弾するも傾斜で右に流れラフへ。

0:35 松山は冷静にパットを沈め、この日3つ目のバーディー!

0:34 11.8メートルの距離が残った松山のイーグルトライは、ややショート。

0:26 8番パー5、松山は残り271ヤードから見事2オンでイーグルチャンス!

0:19 7番パー4、松山はパーを奪い、スコアは2オーバーのまま。

0:07 6番パー3、松山はこの日2つ目のバーディー奪取!スコアは2オーバー

23:56 5番パー4、松山は慎重にパットを決めてパーセーブ。

23:42 4番パー3、松山はパーパットを沈める。

23:33 3番パー4、松山がこの日最初のバーディー!スコアは3オーバー。

23:22 2番パー5、松山は連続パーで4オーバーのまま。

23:00 1番パー4、松山はパーセーブ。

22:50 上位進出を目指す松山が、最終日2組目でティオフ。

△最終日・4日目(日本時間4月13~14日)


4月13日(日) 松山は48位に後退

12位から巻き返しを狙った松山だったが、4番でボギーをたたくと6番と7番でも連続ボギーとスコアを伸ばせず、前半を3オーバーで折り返す。後半に入っても17番で痛恨のダブルボギーをたたくなど最後までなかなか調子が上がらず、この日は7オーバーの79。通算4オーバーの48位タイで3日目を終えた。

ムービングサタデーは文字通り、順位が動いた1日となった。首位に浮上したのは、この日2イーグルを奪うなど66で回り通算12アンダーにスコアを伸ばしたロリー・マキロイ。ブライソン・デシャンボーが2打差で追う。

4月12日(土) 22:50 3日目スタート

決勝ラウンドに突入。松山は、ルードヴィッヒ・アベルグと同組で13日(日)2:30にティオフ。

4月12日(土)松山は12位に浮上で決勝ラウンドへ

松山は2番でイーグルを奪い好発進すると、4番でボギーをたたくも6番のショートでバーディーを決めて、前半を2アンダーで回る。後半に入っても、3バーディー、1ボギーとスコアを2つ伸ばし、この日は68の4アンダー。通算3アンダーとして首位から5打差の12位タイに順位を上げ、決勝ラウンドへ駒を進めた。

なお、首位はジャスティン・ローズが8アンダー、1打差でブライソン・デシャンボーが、さらに1打差でロリー・マキロイとコリー・コナーズが追う展開となっている。

4月11日(金)20:40 2日目スタート

初日に38位と出遅れた松山英樹は、23時15分にティオフ。

4月11日(金)松山は38位スタート

4年ぶりのマスターズ制覇を狙う松山は、6番までパープレーを続ける我慢のゴルフを強いられるが、7番、8番で連続バーディー。前半を2アンダーで折り返す。しかし、後半に入ると12番でボギー、13番でダブルボギーとスコアを落とす。最終18番はバーディーパットがカップに嫌われパーフィニッシュ。初日は73の1オーバーで終えた。

なお、初日首位に立ったのは、8バーディー、1ボギーの65で回ったジャスティン・ローズ。

4月10日(木)20:40 マスターズ2025開幕

ゲイリー・プレイヤー、ジャック・ニクラウス、トム・ワトソンのレジェンドが名誉始球式を行い89回目のマスターズが開幕。4年ぶり2度目の頂点を目指す松山英樹は日本時間11日午前2時23分に、ブライソン・デシャンボー、シェーン・ローリーと同組でティオフする。

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リーダーボード TOP5(最終結果)

順位選手名スコア1234トータル
1ロリー・マキロイ-1172666673277
2ジャスティン・ローズ-1165717566277
3パトリック・リード-971706969279
4スコッティ・シェフラー-868717269280
5Tブライソン・デシャンボー-769686975281
5Tイム・ソンジェ-771707169281
48T松山英樹-273687966286

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主な出場選手

  • スコティ・シェフラー(アメリカ)
  • ジョン・ラーム(スペイン)
  • 松山英樹(日本)
  • ダスティン・ジョンソン(アメリカ)
  • パトリック・リード(アメリカ)
  • セルヒオ・ガルシア(スペイン)
  • ダニー・ウィレット(イングランド)
  • ジョーダン・スピース(アメリカ)
  • バッバ・ワトソン(アメリカ)
  • アダム・スコット(オーストラリア)
  • シャール・シュワーツェル(南アフリカ)
  • フィル・ミケルソン(アメリカ)
  • アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)
  • ザック・ジョンソン(アメリカ)
  • マイク・ウィアー(カナダ)
  • ホセ・マリア・オラザバル(スペイン)
  • ベルンハルト・ランガー(ドイツ)
  • フレッド・カプルス(アメリカ)

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※以下、大会開幕前時点の情報

⛳️大会概要

  • 大会名称:マスターズ・トーナメント2024(欧文名:2024 The Masters Tournament)
  • 日程:2024年4月11日(木)~14日(日) ※日本時間15日(月)午前終了予定
  • コース(開催地):オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(米国ジョージア州オーガスタ)
  • コース総距離:7555ヤード/パー72

📺ライブ中継予定(テレビ放送・ネット配信)

2025年のマスターズ・トーナメントは、テレビ地上波の『TBS系列』とBS放送の『BS-TBS』によるリレー生中継が予定されている。

また、インターネット配信サービスでは、『U-NEXT』(ユーネクスト)が独占ライブ配信を予定している。昨年同様、5つのマルチチャンネルを使い、日本語実況付きのメインチャンネル、練習場チャンネル、注目組を特集するチャンネル、11~13番を特集するアーメン・コーナー、15~16番を特集するチャンネルと充実のラインナップとなっている。

マスターズを5チャンネルで視聴できるのはU-NEXTだけだ。U-NEXTは現在、31日間無料トライアルを実施中なので、これを活用すれば無料で見ることも可能だ。

  • テレビ地上波:TBS系列局
  • テレビBS/CS:BS-TBS
  • インターネット:U-NEXT

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※試合開催・放送配信内容・各サービスの料金等は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。料金は消費税込み価格。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。

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一野洋 Hiroshi Ichino

青山学院大学を卒業後、米軍厚木基地に就職。その後、NFLを題材にしたライターを目指して渡米。アメリカでは寿司職人を経て、日系フリーペーパーの編集者となりNFL、MLB、NBAなどを取材。帰国後はNFL日本語公式サイトのディレクション業務などに従事した。ライターとしてNFL、海外競馬、サーフィンをメインに扱い、これまでにスーパーボウル、凱旋門賞などの海外競馬、ジャパン・オープン・オブ・サーフィンなど取材経験あり。