レッドソックスも獲得を狙う佐々木朗希はいつから契約が可能?

石山修二 Shuji Ishiyama

Mike Masala

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ボストン・レッドソックスが先発投手不足なのは周知の事実だ。

今オフのフリーエージェント(FA)・トレード市場では、メジャーリーグでの実績豊富な選手が多数市場に溢れているが、レッドソックスの最高野球責任者であるクレイグ・ブレスロー氏が非常に興味を示すであろう興味深い答えがある。それは、日本からやってくる佐々木朗希だ。

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佐々木は今シーズン、千葉ロッテマリーンズで18試合(111イニング)に登板し、防御率2.35、WHIP1.036、奪三振率10.5を記録した。 驚くべきことに、これは彼のキャリアにおいて、防御率が最も悪かったシーズンだった。 2024年以前には、防御率が2.02(2022年)以下のとなったことは一度もなかった。

米ケーブル局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は先週、佐々木が今週のMLBウィンターミーティングでポスティング申請を受理される予定であると報じた。これにより、新たな国際選手契約期間が2025年1月15日(水)に開幕する前に、佐々木はMLBの球団と契約することが可能となる。

そして9日(月)に正式受理が発表され、各球団には現地時間12月10日(火)から2025年1月23日(木)まで、45日間の交渉期間が与えられることとなった。

MLBのルールにより、佐々木投手の年俸はFAやトレード市場の他の投手たちよりもはるかに低くなるため、獲得に名乗りを上げる球団は増えるだろう。 またこれは、ロサンゼルス・ドジャースやニューヨーク・メッツのような資金力豊富な球団が必ずしも有力候補になるわけではないということも意味する。

もしレッドソックスがこの日本のエースを獲得できれば、2025年のポストシーズン出場に向けて戦える戦力が整うだろう。しかし、多くのチームが獲得に興味を示している状況では、チームの将来性を売り込む必要がある。フアン・ソト獲得競争ではうまくいかなかっただけに、その行方が注目される。

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原文:When could the Red Sox sign international pitching phenom Roki Sasaki?
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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石山修二 Shuji Ishiyama

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スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Mike Masala

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Mike Masala previously served as the Managing Editor of USA TODAY's Dolphins Wire as well as a contributing writer at Patriots Wire. A lifelong New England resident, he is the self-proclaimed captain and lone member of the Laurence Maroney Fan Club. Follow on Twitter/X: @Mike_Masala