ロサンゼルス・ドジャースは4年ぶり8回目となるワールドチャンピオンに輝いた。そんなドジャースの先発投手陣を振り返る。
2025年ドジャースの先発ローテーション投手予想
選手名 | 2024年成績 |
---|---|
山本由伸 | 18試合 7勝7敗 防御率3.00 |
グラスノー | 22試合 14勝9敗 防御率3.49 |
大谷翔平 | 登板なし |
ゴンソリン | 登板なし |
メイ | 登板なし |
ミラー | 13試合 2勝4敗 防御率8.52 |
ナック | 15試合 3勝5敗 防御率3.65 |
カスパーリウズ | 3試合 2勝0敗 防御率2.16 |
2024年シーズンのドジャース先発投手陣総括
2024年シーズンのドジャースは、先発投手陣のやりくりに苦労した。
投球回数がもっとも多かったのはストーンの140回1/3であり、規定投球回に到達した投手は不在だった。そのストーンは11勝5敗、防御率3.53と優勝に大きく貢献するも8月31日(日本時間9月1日)の登板を最後にIL(負傷者リスト)入り。10月には肩の手術を受け、ポストシーズンの登板はなかった。
先発ローテーションの一角として期待された新加入のグラスノーと山本はともに故障での離脱があった。そのため投球回数はグラスノーが134回、山本も90回にとどまった。
ストーン、グラスノー、山本に投球回数で続いたのがパクストンで89回1/3を投げた。しかし8勝を挙げながらも7月末にトレードで放出。年間を通じてドジャースでプレーすることはできなかった。
2度目のトミー・ジョン手術から復帰したビューラーも75回1/3しか投げておらず、シーズンを通してローテーションを守りきった投手が不在だったことがよくわかる。チームのレジェンドであるカーショーも度重なる故障に苦しんだ。わずか7試合の登板で投球回数は30回にとどまり今シーズンは力になれなかった。
そんな苦しい先発投手陣を支えたのがトレードデッドラインで加入したフラハティだった。7月30日に加入したフラハティは、ドジャース移籍後の10試合で55回1/3を投げ6勝2敗、防御率3.58とラストスパートに大きく貢献。しかもすべて中5日以内の登板であったこともチームを助けた。
このように先発ローテーション投手の故障者が非常に多く、時にはブルペンデーも駆使しながら、なんとか乗り切ったシーズンだった。
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