チェアマンズスプリントプライズ2025予想・買い目|11連勝中のカーインライジング3連単1着固定の12点勝負

一野洋 Hiroshi Ichino

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the Hong Kong Jockey Club

香港・シャティン競馬場で行われるスプリントG1・チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)が日本時間4月27日に行われる。香港スプリント界の怪物カーインライジングが、さらなる連勝記録を伸ばすかに注目が集まる一方で、日本馬にも注目したい。

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展開:カーインライジングは2番手からか

レースの流れを作るのはビクターザウィナー。ハナに立ち、マイペースに持ち込む構えだ。その直後に構えるのがカーインライジング。2~3番手の絶好位を追走し、ビクターザウィナーを見ながら早めに抜け出す展開が理想だ。

ラッキースワイネスは無理せず好位追走、サトノレーヴも中団あたりで脚を溜める形。ダノンマッキンリーは内枠2番ゲートを利して好位に取りつき、直線で内からスムーズに抜け出す競馬を狙う。

ペースはミドル〜ハイペース想定。前目に付ける馬に展開がやや向くが、中団から末脚を伸ばすタイプにもチャンスはありそうだ。

予想:絶好位から抜け出すカーインライジングに死角なし

◎カーインライジング

現在11連勝中の香港スプリント界の怪物。昨年末の香港スプリントで世界を制し、その後も無敗街道をひた走る。ビクターザウィナーを目標に2番手から流れに乗れそうで、危なげなく抜け出す可能性が高い。

○ヘリオスエクスプレス

抜群の安定感を誇り、近5戦連続2着。カーインライジングを脅かす存在ではないが、着実に馬券圏内に絡む力は信頼できる。差し届く展開になれば浮上も。

▲サトノレーヴ

昨年の香港スプリント3着馬。中団で溜める競馬からの末脚勝負が得意。何より心強いのは鞍上モレイラ。日本で桜花賞・皐月賞を連勝し勢いに乗る“マジックマン”が、シャティンでもその流れを引き寄せるか。

△ラッキースワイネス

2年前のチェアマンズスプリントプライズの勝ち馬。およそ1年ぶりの実戦となるが、持ち前のスピードを活かせればいきなり好走もある。

△ダノンマッキンリー

2番ゲートから好位を確保し、内で脚を溜められれば見せ場十分。直線でスムーズに抜け出せば、3着争いに食い込める可能性は十分にある。

買い目:カーインライジング1着固定で手堅く

ここはカーインライジングの3連単1着固定が本線。相手には末脚確かな4頭をピックアップし、3連単フォーメーションで勝負する。

【3連単フォーメーション】
1着:(1)カーインライジング
2・3着:(2)サトノレーヴ、(3)ラッキースワイネス、(6)ヘリオスエクスプレス、(7)ダノンマッキンリー

絶対王者カーインライジングが、スプリント界の頂点に君臨し続けるのか。それとも、勢いに乗る伏兵たちが牙城を崩すのか。

チェアマンズスプリントプライズ2025 概要

  • レース名(グレード):チェアマンズスプリントプライズ(G1)
  • 開催日:日本時間 2025年4月27日(日)
  • 発走時刻:日本時間 15:50
  • 競馬場:シャティン競馬場(香港)
  • 距離:芝1200m
  • 条件:3歳以上・定量

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チェアマンズスプリントプライズ2025枠順一覧の出走馬と枠順

馬番(ゲート番)/馬名/生産国/性齢/斤量/騎手/厩舎(調教国)

  • 1(4)/カーインライジング/ニュージーランド/せん4/57.0/Z.パートン/D.ヘイズ(香港)
  • 2(6)/サトノレーヴ/日本/牡6/57.0/J.モレイラ/堀宣行(美浦)
  • 3(7)/ラッキースワイネス/ニュージーランド/せん6/57.0/J.マクドナルド/K.マン(香港)
  • 4(8)/ルガル/日本/牡5/57.0/川田将雅/杉山晴紀(栗東) 
  • 5(10)/ビクターザウィナー/オーストラリア/せん6/57.0/K.ティータン/D.ユースタス(香港)
  • 6(13)/ヘリオスエクスプレス/オーストラリア/せん5/57.0/H.ボウマン/J.サイズ(香港)
  • 7(2)/ダノンマッキンリー/日本/牡4/57.0/D.レーン/藤原英昭(栗東)
  • 8(9)/インビンシブルセージ/オーストラリア/せん5/57.0/M.プーン/D.ホール(香港)
  • 9(5)/ラッキーウィズユー/オーストラリア/せん7/57.0/L.フェラリス/F.ロー(香港)
  • 10(3)/ビューティーウェイヴス/アイルランド/せん5/57.0/A.アッゼニ/P.ン(香港)
  • 11(11)/マジックコントロール/オーストラリア/せん4/57.0/C.スミヨン/W.モー(香港)
  • 12(12)/コパートナープランス/オーストラリア/せん5/57.0/J.オーマン/K.ルイ(香港)
  • 13(1)/エイシンフェンサー/日本/牝5/55.5/C.ウィリアムズ/吉村圭司(栗東)

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一野洋 Hiroshi Ichino

青山学院大学を卒業後、米軍厚木基地に就職。その後、NFLを題材にしたライターを目指して渡米。アメリカでは寿司職人を経て、日系フリーペーパーの編集者となりNFL、MLB、NBAなどを取材。帰国後はNFL日本語公式サイトのディレクション業務などに従事した。ライターとしてNFL、海外競馬、サーフィンをメインに扱い、これまでにスーパーボウル、凱旋門賞などの海外競馬、ジャパン・オープン・オブ・サーフィンなど取材経験あり。