河村勇輝が15得点&10アシストでダブルダブル ハッスルは延長戦の末に競り負け

坂東実藍 Miran Bando

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NBA Entertainment

12月23日(現地時間22日)、メンフィス・グリズリーズの2ウェイ契約選手である河村勇輝が下部チームのメンフィス・ハッスルの一員として、フロリダ州オーランドのオレンジカウンティ・コンベンションセンターで行われたNBA Gリーグ ウィンターショーケースのソルトレイクシティ・スターズ戦で先発出場し、15得点、ゲーム最多の10アシストを記録した。ハッスルはオーバータイムの末に120-122で敗れている。

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河村は3ポイントショット試投7本を含むフィールドゴール17本中5本成功、フリースロー4本中3本成功の15得点。そのほか、6リバウンド、10アシスト、1スティールをマークしている。ターンオーバーは1、パーソナルファウルは3、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナス-7だった。

20日(現地19日)に行われたウィンターショーケースのウィンディシティ・ブルズ戦で、チーム最多の27得点、6アシストを記録していた河村は、開始28秒で味方の3Pをお膳立て。第1クォーター残り9分10秒、同8分36秒には巧みなノールックパスで味方のダンクをアシストし、同6分22秒にはドライブからレイアップを沈めてこの日初得点をあげる。

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河村は第2Q残り9分33秒に3Pをお膳立てすると、同3分38秒からさらに3つのアシスト。前半最後の得点を演出するなど、このクォーターだけで4つのアシストを記録し、7アシストでハーフタイムに突入した。

後半、第3Q残り10分11秒にFTで加点した河村は、同5分20秒にもFTを成功。さらに同3分59秒には3Pをお膳立てしてこの日8つ目のアシストとすると、同2分54秒には鋭いドライブからレイアップを決めた。さらにファウルももらった河村は、FTも沈めて3点プレイを完成させる。

河村は第4Q残り10分19秒に9つ目のアシストを記録すると、同9分45秒にはミッドレンジからプルアップジャンパーを沈めて二桁得点を達成。さらに同9分10秒にはアシストをマークし、ダブルダブルを達成した。

試合は先に7得点をあげたチームの勝利となると「ファイナル・ターゲットスコア」のオーバータイムに突入し、河村は2本連続でレイアップを成功。チーム最初の4得点をもたらす。だが、ハッスルは競り負け、ブルズ戦に続いてショーケースで連敗となった。

ハッスルは次戦、12月28日(現地27日)の午後12時からサンディエゴ・クリッパーズと対戦する。

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坂東実藍 Miran Bando

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フリーランスライター。NBAや欧州サッカーを中心に担当。執筆業は約20年の40代。マジック・ジョンソンのような華麗さを夢見るが、現実は地味キャラ。ならば目指すはサネッティのような継続性か。日々、子どもたちの世話に追われながらバスケとサッカーを追い続け、地道に各種媒体へ寄稿。