エリザベス女王杯2024の見どころ・予想|3連単5頭ボックスで勝負

一野洋 Hiroshi Ichino

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(Jiji Press)

11月10日に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯(G1/芝2200m)。今年の牝馬最強決定戦は、2歳時に牡牝混合のホープフルステークスを制した3歳のレガレイラ、2022年の秋華賞を勝った5歳のスタニングローズを含め17頭が出走する。

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傾向

近年は4歳馬の活躍が目立つが、3歳馬や5歳馬も十分に通用する。3歳馬は斤量が軽く、スピードを活かしやすいため、一発を狙える条件が揃っている。2023年は3歳のブレイディヴェーグが制した。京都の芝2200メートルでは、最後の直線での瞬発力が勝負を決めるケースが多い。特に上がり3ハロンで速いタイムを出せる馬が勝負を決めやすいとされている。リピーターが多いレースでもあり、過去にエリザベス女王杯で好走した実績がある馬が再度上位に入るケースも少なくない。

タフなレースで経験がものを言うため、エリザベス女王杯に実績がある馬には注目が集まる。結論として、エリザベス女王杯は、末脚勝負に強い馬や直線での瞬発力を持つ馬が有利なレース。レース展開や斤量に恵まれることが重要で、前走の内容やコース適性が勝敗を大きく左右するだろう。

予想

出走馬のうち、G1馬が2頭と突出した馬が存在せず予想が難解な一戦。今回は注目馬5頭を挙げて、5頭ボックスで勝負したい。

1頭目は、サリエラ。兄にG1馬のサリオス、姉に2020年エリザベス女王杯2着のサラキアを持つ良血馬。昨年6着をステップに、再び挑戦するのは姉と同じ。馬券圏内に入ると信じてピックアップする。

次に注目したいのはスタニングローズ。G1を勝った2頭のうちの1頭。2年前の秋華賞(G1/2000m)を制してからは6戦未勝利だが、このメンバーの中で実力上位とみる。

3頭目は、ハーパー。3歳だった昨年はオークス(G1/2400m)2着、秋華賞3着と堅実な走りを見せ、エリザベス女王杯も先行策をとって3着に粘った。ここ3戦は連続2けた着順と思うような結果を残せていないが、鞍上の武豊騎手の手腕に期待する。

4頭目はライラック。エリザベス女王杯は2度走って、2022年が2着、2023年が4着と相性が良い。直近は4戦連続2けた着順と調子を落としているが、得意なレースで変わり身を期待して印をつけたい。

最後の1頭は、レガレイラ。2歳時に牝馬として初めてホープフルステークス(G1/2000m)を制した実力馬はその後、皐月賞(G1/2000m)、ダービー(G1/2400m)と牡馬相手に果敢に挑戦。前走ローズステークス(G2/2000m)はデビュー後初の牝馬限定戦となったが5着に敗れた。それでも、今回は出遅れがなく順調に発馬できれば好勝負となるだろう。

買い目

上記5頭の3連単ボックス、計60点で勝負する。

3連単ボックス=2、7、11、13、14

エリザベス女王杯2024概要

  • レース名(グレード):第49回エリザベス女王杯(G1)
  • 開催:6回京都4日
  • 開催日:2024年11月10日(日)
  • 発走時刻:15:40
  • 競馬場:京都競馬場(京都府京都市)
  • 距離:芝2200m
  • 条件:3歳以上、オープン(国際)牝(指定) 定量

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エリザベス女王杯枠順一覧(11月8日発表)

枠番・馬番/馬名/性齢/負担重量/騎手/厩舎

  • 1枠1番/ホールネス/牝4/56.0/坂井瑠星/藤原英昭(栗東)
  • 1枠2番/ライラック/牝5/56.0/石川裕紀人/相沢郁(美浦)
  • 2枠3番/ルージュリナージュ/牝5/56.0/池添謙一/宗像義忠(美浦)
  • 2枠4番/コンクシェル/牝4/56.0/岩田望来/清水久嗣(栗東)
  • 3枠5番/モリアーナ/牝4/56.0/岩田康誠/武藤善則(美浦)
  • 3枠6番/ピースオブザライフ/牝4/56.0/団野大成/野中賢二(栗東)
  • 4枠7番/レガレイラ/牝3/54.0/C.ルメール/木村哲也(美浦)
  • 4枠8番/シンリョクカ/牝4/56.0/木幡初也/竹内正洋(美浦)
  • 5枠9番/キミノナハマリア/牝4/56.0/鮫島克駿/千田輝彦(栗東)
  • 5枠10番/エリカヴィータ/牝5/56.0/藤岡佑介/国枝栄(美浦)
  • 6枠11番/スタニングローズ/牝5/56.0/C.デムーロ/高野友和(栗東)
  • 6枠12番/シンティレーション/牝5/56.0/T.マーカンド/池上昌和(美浦)
  • 7枠13番/サリエラ/牝5/56.0/R.ムーア/国枝栄(美浦)
  • 7枠14番/ハーパー/牝4/56.0/武豊/田中博康(美浦)
  • 8枠15番/ゴールドエクリプス/牝5/56.0/田口貫太/大久保龍志(栗東)
  • 8枠16番/ラヴェル/牝4/56.0/川田将雅/矢作芳人(栗東)
  • 8枠17番/コスタボニータ/牝5/56.0/松山弘平/杉山佳明(栗東)

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一野洋 Hiroshi Ichino

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青山学院大学を卒業後、米軍厚木基地に就職。その後、NFLを題材にしたライターを目指して渡米。アメリカでは寿司職人を経て、日系フリーペーパーの編集者となりNFL、MLB、NBAなどを取材。帰国後はNFL日本語公式サイトのディレクション業務などに従事した。ライターとしてNFL、海外競馬、サーフィンをメインに扱い、これまでにスーパーボウル、凱旋門賞などの海外競馬、ジャパン・オープン・オブ・サーフィンなど取材経験あり。