今年の有馬記念(G1/芝2500m)は、フルゲート16頭で争われる。1年の総決算ともいえる特別なレースは、競馬ファンのみならず国民の多くが熱狂させられる。ここでは、有馬記念に出走予定の注目馬を紹介したい。
シャフリヤールは2021年の日本ダービーを制した実力馬で、国内外の大舞台でその力を証明してきた。父ディープインパクト、母ドバイマジェスティという名門血統を持ち、中長距離戦線でスピードとスタミナを武器に結果を残している。母ドバイマジェスティは米国G1スプリント勝ち馬だが、父ディープインパクトの影響を強く受けた本馬はクラシックディスタンスでその才能を開花させた。
2022年にはドバイシーマクラシック(G1)を制し、海外G1タイトルを獲得。さらに、アメリカのブリーダーズカップターフでは2023年、2024年と2年連続で3着に入るなど、世界の一線級相手に安定した成績を収めている。昨年に続き、今年も札幌記念→ブリーダーズカップターフ→有馬記念というローテーションで挑む。
有馬記念は昨年も出走し、5着と掲示板入りを果たした。中山2500mというスタミナとパワーが要求される舞台に対応しながらも勝利には届かなかったが、ブリーダーズカップターフ後のタイトなスケジュールでの結果を考えれば、十分に健闘したといえる。今年は2年連続の同ローテーションで挑み、経験値を活かした上積みが期待される。
シャフリヤールの強みは、高い瞬発力と持続力を兼ね備えたパフォーマンスにある。中山コースの短い直線でも、その切れ味を発揮できる可能性は十分に高い。父ディープインパクト産駒らしく大舞台に強い血統背景も頼もしい。
今年の有馬記念は、今年のダービー馬ダノンデサイル、2022年のダービー馬ドウデュース、そして2021年のダービー馬シャフリヤールと3世代のダービー馬が出走を予定している。3頭のダービー馬が出走するのは、昨年に続き2度目だ。
3世代のダービー馬の中で最も“先輩”のシャフリヤールは、昨年5着の悔しさを晴らし、再びG1の舞台で輝きを取り戻せるか。国内外で磨かれた経験が、この中山の熱戦でどのように活きるのか注目だ。
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