東北楽天ゴールデンイーグルス 先発ローテーション予想|プロ野球2024

森育海(Ikumi Mori)

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楽天は今シーズン、終盤までAクラス争いを繰り広げたが、終盤に失速して惜しくも4位に終わった。そんな楽天の先発投手陣を振り返り、2025年の先発ローテーション投手を予想する。

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2025年東北楽天ゴールデンイーグルスの先発ローテーション投手予想

選手名2024年成績
早川隆久25試合 11勝6敗 防御率2.54
岸孝之22試合 6勝11敗 防御率2.83
藤井聖22試合 11勝5敗 防御率2.93
内星龍20試合 6勝8敗 防御率3.58
古謝樹15試合 5勝8敗 防御率4.32
田中将大1試合 0勝1敗 防御率7.20

2024年の東北楽天ゴールデンイーグルス先発投手陣総括

今季の楽天は、4年目左腕の早川隆久がエースとして一本立ちを果たした。自身初の開幕投手を務めると、4月は苦しんだものの、5月以降は一皮むけた姿を披露。最終的には25試合170.1回を投げて11勝6敗、防御率2.54、160奪三振の好成績を残した。自身初となる二桁勝利と規定投球回を達成するなど、エースの働きを見せたシーズンとなった。

早川に続いたのが、ベテラン右腕の岸孝之だ。6勝11敗と負け越しはしたものの、3年ぶりの規定投球回をクリアし、防御率2.83の好成績をマーク。3完投2完封を挙げるなど、まだまだスタミナがあるところも見せた。

藤井聖は早川と並んでチーム最多の11勝をマーク。規定投球回には届かなかったものの、安定感のある投球でローテーションの一角を担った。内星龍も先発転向1年目ながら110.2回を投げて6勝を挙げるなど、充実のシーズンとなった。

ドラフト1位ルーキーの古謝樹は、15試合で83.1回を投げて5勝をマーク。シーズン中盤から一軍に昇格すると、間隔を空けながらの登板だったが、一軍の戦力として機能した。

多くの若手投手が飛躍を遂げた一方で、苦しいシーズンを送った投手もいる。右肘手術からの復活が期待された田中将大は、終盤の1試合のみに終わる不本意なシーズンだった。

日本ハムから移籍のポンセは15試合で3勝6敗、防御率6.72と期待に応えられず。2年目右腕の荘司康誠は7試合で防御率6.98に終わり、右肘の手術でシーズンを完走できなかった。

今季活躍を見せた早川は、来季が真価を問われるシーズンとなる。藤井と内にかかる期待もより大きくなるが、4年目トリオでチームを牽引することができるか。田中将大の復活にも期待したい。


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森育海(Ikumi Mori)

森育海(Ikumi Mori) Photo

フリーランスのライター、エディター。子供の頃から野球が好きで、プロ野球、高校野球、大学野球など幅広く応援・観戦。学生時代には新聞社のアルバイトで高校野球の紙面作りに携わる。大学卒業後は一般企業を経て、スポーツメディア業界に転職、独立。