MLB.comでは、佐々木朗希の移籍先を予想する記事を現地11月26日に公開した。各ディビジョンから1チームずつをチョイスしており、アメリカン・リーグ東地区の有力チームとしてボストン・レッドソックスの名を挙げている。
実際のところ、レッドソックスは佐々木のスカウトにかなりのリソースを投入しているので、獲得できる可能性は高いと見られている。
ちなみに、レッドソックス以外ではアメリカン・リーグ中地区はデトロイト・タイガース、西地区はシアトル・マリナーズ、ナショナル・リーグ東地区はワシントン・ナショナルズ、中地区はピッツバーグ・パイレーツ、西地区はサンディエゴ・パドレスが候補として挙げられている。
「ボストンは大きなマーケットを本拠地にするチームで、そこには多くのチャンスが存在する。過去6シーズンでは1度しかプレーオフに出場していないが、2年連続で最下位に沈んだ後、今シーズンは東地区で3位に入っている。タナー・ハウク、カッター・クロフォード、ブライアン・ベロら、可能性を感じさせた若手ローテーションの要として、一流の先発投手の存在はきっと役に立つはずだ」
記事内に書いてあることは確かに間違いない。佐々木は25歳未満なので、去年の山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)のような巨額の契約を結ぶことはできない。その分、佐々木は他のアメリカンリーグ東地区のチームでは手にできないような広告契約で補おうとするだろう。
トロント・ブルージェイズ、タンパベイ・レイズ、ボルチモア・オリオールズの本拠地はボストンほど知名度の高い都市ではない。ニューヨークはすでに他の選手たちに多額の広告契約を支払っている上、同じニューヨークに本拠地を置く他の7チームと競合している状況にある。
ボストンは注目度の高い都市でありながら、高額な広告契約を結ぶ選手がそれほど多くない唯一の都市と言える。東海岸のチームの中では、佐々木にとって完璧なホームとなるだろう。
原文:Red Sox selected as division favorite to land international ace
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)
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