クイーンエリザベス2世カップ2025予想・買い目|タスティエーラを3連単1着固定の12点で勝負!

一野洋 Hiroshi Ichino

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4月27日、香港シャティン競馬場でG1・クイーンエリザベス2世カップ(芝2000m)が行われる。日本からはダービー馬タスティエーラが参戦。昨年のキングジョージ覇者ゴリアット、さらに地元香港勢の伏兵たちとの激突に注目が集まる。

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展開:ゴリアットが主導権、後方勢の差し脚勝負に

今回は強力な逃げ馬が不在。自然と、先行力があり自ら動けるゴリアットがペースを作る展開が想定される。前半はスロー〜ミドルペース。直線に向けて徐々にペースが上がり、瞬発力勝負の形になりそうだ。

タスティエーラは中団前後からじっくり脚を溜める構え。ルビーロットは後方待機策を取り、直線一気に賭けるスタイル。プログノーシスも中団あたりからの末脚に賭ける形だろう。

全体としては、前目でスムーズに立ち回る馬と、瞬発力に優れる差し馬の両方にチャンスがありそうだ。

予想:タスティエーラ、海外G1初制覇へ!

◎タスティエーラ

2023年の日本ダービー馬。昨年末の香港カップでは3着と善戦し、シャティン芝2000mへの適性を示した。今回はその時と同じレーン騎手とのコンビに加え、調教でサトノレーヴに騎乗したモレイラも、タスティエーラを見て「毛づやが良い」と高評価。絶好の仕上がりで臨むここは、中団から直線鋭く抜け出すシナリオを描きたい。

○ルビーロット

後方待機策から鋭い末脚を繰り出す差し馬。香港クラシックカップ(L/芝1800m)ではマイウィッシュらをまとめて差し切り、素質の高さを証明。展開が向けば一気の差し切りもあり得る。

▲キャップフェラ

今年の香港ダービー(L/芝2000m)馬。先行力があり、スムーズに前目で流れに乗れればしぶといタイプ。直線で粘り込む形に持ち込めれば上位争いも十分。

△プログノーシス

このレースで2年連続2着。その2戦でいずれも苦杯をなめたロマンチックウォリアーの主戦マクドナルドが騎乗するのは好材料だ。末脚の確かさは折り紙付きで、スローになりすぎなければ必ず差してくる。

△ゴリアット

昨年キングジョージ制覇の実績を持つ実力馬。距離2000mへの適性はやや疑問だが、グラファール調教師は「問題なし」と太鼓判を押し、自ら展開を作れる強みは大きい。粘り込みには十分注意が必要だ。

なお、昨年末の香港カップ2着のリバティアイランドは、調教で精力的に走っていたが、まだ仕上がっていないとみて思い切って無印とする。

買い目:タスティエーラ3連単1着固定で勝負!

タスティエーラの海外G1初制覇に期待し3連単1着固定で、印をつけた4頭に流す計12点で勝負。

【3連単フォーメーション】
1着:(3)タスティエーラ
2・3着:(1)ゴリアット、(2)プログノーシス、(9)キャップフェラ、(10)ルビーロット

クイーンエリザベス2世カップ2025 概要

  • レース名(グレード):クイーンエリザベス2世カップ(G1)
  • 開催日:日本時間 2025年4月27日(日)
  • 発走時刻:日本時間 17:40
  • 競馬場:シャティン競馬場(香港)
  • 距離:芝2000m
  • 条件:3歳以上・定量

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クイーンエリザベス2世カップ2025枠順一覧の出走馬と枠順

馬番(ゲート番)/馬名/生産国/性齢/斤量/騎手/厩舎(調教国)

  • 1(9)/ゴリアット/ドイツ/せん5/57.0/C.スミヨン/F.グラファール(フランス)
  • 2(6)/プログノーシス/日本/牡7/57.0/J.マクドナルド/中内田充正(栗東)
  • 3(10)/タスティエーラ/日本/牡5/57.0/D.レーン/堀宣行(美浦)
  • 4(2)/カリフ/イギリス/せん6/57.0/A.デフリース/F.ナス(バーレーン) 
  • 5(1)/エルヴァンセドール/ニュージーランド/せん6/57.0/Z.パートン/S.マーシュ(ニュージーランド)
  • 6(5)/ストレートアロン/オーストラリア/せん6/57.0/M.ブーン/P.イウ(香港)
  • 7(4)/エンスード/アメリカ/せん5/57.0/B.アブドゥラ/J.サイズ(香港)
  • 8(7)/モーメンツインタイム/チリ/せん5/57.0/J.モレイラ/C.シャム(香港)
  • 9(8)/キャップフェラ/オーストラリア/せん4/57.0/C.ウィリアムズ/K.ルイ(香港)
  • 10(3)/ルビーロット/オーストラリア/せん4/57.0/H.ボウマン/D.ヘイズ(香港)
  • 11(11)/リバティアイランド/日本/牝5/55.5/川田将雅/中内田充正(栗東)

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一野洋 Hiroshi Ichino

青山学院大学を卒業後、米軍厚木基地に就職。その後、NFLを題材にしたライターを目指して渡米。アメリカでは寿司職人を経て、日系フリーペーパーの編集者となりNFL、MLB、NBAなどを取材。帰国後はNFL日本語公式サイトのディレクション業務などに従事した。ライターとしてNFL、海外競馬、サーフィンをメインに扱い、これまでにスーパーボウル、凱旋門賞などの海外競馬、ジャパン・オープン・オブ・サーフィンなど取材経験あり。