ドジャースのキケ・ヘルナンデスが現代のMLBで珍しい記録を達成

Matthew Wadleigh

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ロサンゼルス・ドジャースは現地火曜日の夜、マイアミ・マーリンズを15対2で破った。ドジャースは最初の3イニングで7得点、最後の3イニングで8得点を挙げ、合計18安打を放つ大勝を収めた。

大谷翔平が初回にホームランを放ったほか、ドジャースは7選手がそれぞれ1打点以上をマーク。テオスカー・ヘルナンデスは4安打4打点をマークし、前日のサヨナラ打を放ったトミー・エドマンはこの日も大活躍を見せた。

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そんな大勝の中、キケ・ヘルナンデスが現代のMLB時代で前例のない記録を樹立した。ヘルナンデスはフレディ・フリーマンに代わって一塁手として途中出場すると、1安打で2得点を挙げた。

それだけではない。ヘルナンデスは9回表には投手としてマウンドに上がった。これにより、現代のMLB時代で見たことのない記録が樹立された。

「ドジャースのキケ・ヘルナンデスは、現代のMLBで、先発出場しなかった試合の中で複数ポジションをプレーし、複数得点をマーク、さらに投手として無失点のイニングを全て達成した唯一の選手となった」

また、ヘルナンデスは独自のスタイルでその記録を達成した。最終イニングでピッチャーとしてマウンドに上がる際、ヘルナンデスはピッチャー用のヘルメットを被って登場した。

これまでユーティリティプレイヤーと考えられてきたヘルナンデスだが、ドジャースのデイブ・ロバーツ監督はこの日、試合が完全に決着した状況だったとはいえ、その考えをさらにもう一歩踏み込んだ采配をみせた。

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原文:Kiké Hernández makes wild MLB history in Dodgers blowout while rocking pitcher's helmet
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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Matthew Wadleigh

Matthew Wadleigh is a freelance writer with The Sporting News. He was born and raised in Southern California and grew up a San Diego sports fan (yes, it’s tough, except for Aztecs hoops). Matthew went to Fresno State as a journalism major and got to see Davante Adams, Derek Carr, Paul George and Aaron Judge in person. Matthew has written for publications including ClutchPoints, Sportscasting, Fansided, Trojans Wire, UCLA Wire and Buffaloes Wire.