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【随時更新】ソト移籍で動き出す2024年のフリーエージェント市場のニュース・噂・契約・トレードなど最新情報まとめ

Dan Treacy

石山修二 Shuji Ishiyama

【随時更新】ソト移籍で動き出す2024年のフリーエージェント市場のニュース・噂・契約・トレードなど最新情報まとめ image

昨年のウィンター・ミーティングは、誰もが待ち望んでいたニュースがなく、大谷翔平のドジャース移籍のニュースは翌週末まで待たなければならなかった。代わりにミーティングの主役となったのは、ニューヨーク・ヤンキースがフアン・ソトを獲得したことだった。

1年後、ソトはこのウィンターミーティングの主役を独占したが、決断を引き延ばすことなく、昨オフの大谷の7億ドルを上回る史上最高額の契約を結んで、早々にステージのから退場した。

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複数の報道によると、ソトは現地12月8日(日)の深夜遅くに、メッツと15年総額7億6500万ドル(1ドル150円換算で約1147億5000万円、以下同)の契約に合意した。

ソトが今オフの最大の注目株だったことは間違いないが、チームにインパクトを与えられる選手は彼だけではない。

ブレイク・スネル(ロサンゼルス・ドジャース)とウィリー・アダメス(サンフランシスコ・ジャイアンツ)がナ・リーグ西地区のチームに移籍し、マックス・フリード(元アトランタ・ブレーブス)がヤンキース入りした後もまだ、フリーエージェント(FA)市場にはコービン・バーンズ(ボルティモア・オリオールズ)、ピート・アロンソ(ニューヨーク・メッツ)、アレックス・ブレグマン(ヒューストン・アストロズ)、そして佐々木朗希がいる。

これらの選手に加え、トレードで獲得可能な選手も含めれば、MLB各チームのトップ幹部たちがダラスに集まるこの数日間には活発な動きが期待される。

ここでは、そのFA市場のニュース、噂、契約情報などを随時更新しながら紹介していく。

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MLBウィンターミーティング 2024: 最新ニュース・噂・契約・トレード

レッドソックス、マリナーズの投手獲得を画策 

レッドソックスはギャレット・クロシェのトレード獲得後もマリナーズの先発投手獲得に向けて動いていると報じられている。マリナーズにはブライアン・ウー、ブライス・ミラーの若手2枚に加え、ローガン・ギルバート、ジョージ・カービーと20代半ばの投手陣が揃っているため、ベテランのルイス・カスティーヨがトレード要員となっている。

アレックス・ブレグマンの契約間近:候補は4チーム 

ブレグマンの移籍先としては、アストロズ、ヤンキース、レッドソックス、タイガースの4チームが候補と報じられている。ウィリー・アダメスとフアン・ソトが契約を済ませた今、ブレグマンは野手ではトップの選手であり、契約交渉は最終局面を迎えている。

アストロズ、タッカーの交換要員として、ヤンキースにはルイス・ギルを、カブスには鈴木誠也を要求

ヤンキースとカブスが強く興味をしているアストロズの外野手カイル・タッカーのトレード交渉が加熱している。ヒューストンはヤンキースに対して、今季防御率3.50を記録し、ア・リーグの最優秀新人賞を獲得したルイス・ギルをリクエストしている。

カブスに対しては、2年連続で20ホーマーを放った鈴木誠也と、7月にレイズから獲得したアイザック・パレデスを要求している。

レッドソックス、ホワイトソックスからギャレット・クロシェ獲得

レッドソックスはローテーションの柱となりうる元ホワイトソックスのギャレット・クロシェを獲得し、交換要員として有望なキャッチャー、カイル・ティールを放出した。サウスポーのクロシェはトレードの噂があった投手の中では間違いなくベストの投手で、昨季は322試合に登板して防御率3.58、初のオールスター出場も果たした。

現在25歳のクロシェは契約を2年残しており、若いチームにとって共に成長できる若きエースとして期待される。

『The Athletics』のケン・ローゼンタール記者によれば、ホワイトソックスは交換要員として、ティールのほか、ブレイデン・モントゴメリー、チェイス・ミードロス、ウィケルマン・ゴンサレスを獲得するとされている。

メッツ、ニック・ピベッタと会談

ルイス・セベリーノがアスレチックスへ移籍、ショーン・マナイア、ホセ・キンタナもチームを去る可能性がある中、メッツはローテーションの穴を埋める必要がある。すでにフランキー・モンタスとクレイ・ホームズは獲得しているが、昨季レッドソックスで27試合を投げ、防御率4.14.を記録したピベッタもまた先発候補となりうる投手だ。

ナショナルズ、クリスチャン・ウォーカーと「接触中」 

多くのチームがウォーカーに興味を持っており、中でもナショナルズは特に関心が高いと報じられている。このオフ、ウォーカーにはヤンキース行きの噂も上がっていたが、ナショナルズはプレーオフを狙えるチームの構築へウォーカー獲得に狙いを定めている。

ヤンキース、カイル・タッカー獲得へ「熱意」、カブスも「有力候補」 

残り契約期間が1年であること、アストロズに長期契約の意向がないことから、タッカーのトレードの可能性がにわかに高まってきた。アストロズはメジャーでプレーできる内野手と投手を交換要員として求めていると報じられている。

ヤンキースはタッカーをソトの後釜として見ており、カブスも交換要員として出せる選手を保有している。

ノーラン・アレナド、6チームに対してはトレード拒否条項を行使しない意向 

カーディナルスはアレナドを放出したい意向を隠していないが、アレナドの契約にはトレード拒否条項が含まれている。つまり、どのチームへ行くかはアレナド次第となっている。報道によれば、トレード先がドジャース、エンゼルス、パドレス、メッツ、レッドソックス、フィリーズの6チームのいずれかであれば、アレナドはトレード拒否条項を行使しないと言われている。

レンジャーズ、ジェイク・バーガー獲得でパワーアップ

レンジャーズは一塁手/指名打者のジェイク・バーガーをマーリンズからトレードで獲得し、Standardのとしてマックス・アコスタ、エチェドリー・ヴァルガス、ブライアン・メンドーサの3人の有望な若手をマーリンズに差し出した。バーガーは守備力も限られ、四球を選ぶことも少ない選手だが、過去2シーズンで63ホーマーを放ったパワーがある。また契約が4年残っているのもプラスだ。

ガーディアンズ、獲得したばかりのスペンサー・ホロウィッツを放出してルイス・オルティス獲得

ガーディアンズは火曜日にブルージェイズから獲得したスペンサー・ホロウィッツを放出して、ルイス・オーティスと若手の二人、ジョシュ・ハート流、マイケル・ケネディを獲得した。25歳のオルティスは昨季パイレーツで135.2イニングを投げて防御率3.32を記録した。一方、ブルージェイズで堅実なシーズンを終えたホロウィッツは、パイレーツの一塁手のオプションとなるだろう。

レッドソックス、コービン・バーンズへの契約提示を準備

マックス・フリードを獲得できなかったレッドソックスは、元オリオールズの先発投手コービン・バーンズとの契約を準備していると報じられている。バーンズのボルティモア残留の可能性は高くなく、レッドソックス同様にジャイアンツもバーンズ獲得に名乗りを上げていると報じられている。

ネイサン・イオバルディ、3年契約でレンジャース残留

レンジャースは3年7500万ドルで先発投手のネイサン・イオバルディと契約合意したと報じられた。イオバルディは2023年ワールドシリーズ制覇の立役者の一人で今季は29試合に先発し、防御率3.80を記録した。

レッドソックス、アレックス・ブレグマン獲得へ意見が割れる 

レッドソックスはアレックス・ブレグマン獲得を狙うチームのひとつだが、チーム幹部たちが彼の価値について意見が分かれていると報じてられている。 ヒューストンでブレグマンと1シーズンを過ごしたアレックス・コラ監督とサム・ケネディ球団社長は彼のファンだが、最高野球責任者であるクレイグ・ブレスロー氏は「より慎重な姿勢を見せている」という。

ヤンキース、タイガース、アストロズもブレグマン獲得に興味を示していると伝えられている。

ブルージェイズがアンドレス・ヒメネス獲得と報道

ブルージェイズはガーディアンズとのトレードでアンドレス・ヒメネスとニック・サンドリンを獲得しようとしている報じられた。Standardのとしてガーディアンズはスペンサー・ホロウィッツほかの選手を獲得する模様だが、全容はまだ明らかとなっていない。

ヒメネスは3度のゴールドグラブ賞に輝いており、2022年の活躍の後に7年の契約延長を手にしていた。ただ、過去2シーズンは打撃不振に苦しんでいた。トロントは2030年までヒメネスを契約下に置くこととなる。

ヤンキース、フリードと8年契約を締結

ヤンキースは、元ブレーブスの先発投手マックス・フリードと8年総額2億1800万ドルの契約を結び、このオフの最初の話題を振りまいた。

フアン・ソトに支払われるはずだった金額の一部を使って、ヤンキースは2021年のワールドシリーズでアトランタの優勝に貢献した左腕投手を獲得し、ローテーションを強化する。フリードは過去5シーズンで防御率2.81を記録し、今季は29試合に先発して防御率3.25をマークした。

ヤンキース、マックス・フリードに7年契約を用意 

ニューヨークがフリードに興味を持っていることは周知の事実で、フアン・ソトを失った今、補強の中心として契約する可能性がある。フリードはこのFA市場で最も優れた投手の一人であり、投手補強への需要が高まっていることから、7年契約を結ぶ可能性もある。

ロブ・トムソン監督がアレク・ボーム放出の噂を一蹴

  • 日時:現地2024年12月10日(火)
  • 情報元: MLB Network

フィリーズのロブ・トムソン監督は、フィリーズがアレク・ボームのトレード放出を考えているというこのオフの噂を一蹴した。2024年シーズン、ボームを好調な出だしのあと調子を落とすと、スランプのままシーズンを終えたことで、放出するのではと考えられていた。

ドジャース、ノーラン・アレナドのトレードは検討せず

カーディナルスはアレナドのトレード放出を試みているが、その相手はドジャースではないようだ。ドジャースはマックス・マンシーを三塁手として起用する方針で、10回のゴールドグラブ賞受賞歴を持つ三塁手にポジションがないと考えられる。

レッドソックス、ディラン・シーズに方向転換も

投手補強への需要の高まりからパドレスがシーズをトレード放出する可能性があると報じられている。一方、レッドソックスはローテーションの強化を狙って、マックス・フリードやコービン・バーンズ獲得が取り沙汰されているが、その代わりにローテーションの柱となる先発投手をトレードで獲得する可能性がある。

エンゼルス、ブルージェイズがグレイバー・トーレスに関心

トーレスはこれまでずっとヤンキースでプレーしてきたが、昨季は低迷したシーズンを過ごした。しかし、ポストシーズンでは好調な活躍を見せたことから関心を集めており、攻撃力を強化を図るブルージェイズとエンゼルスとロサンゼルスが彼を獲得する可能性があると報じられている。

ブルージェイズ、イーミ・ガルシアと2年1500万ドルで契約

イーミ・ガルシアがブルージェイスに戻ると報じられている。ガルシアは昨年のトレードデッドラインで放出されるまで3年間ブルージェイズでプレーしている、2022〜2024年には163試合に登板し、防御率3.44を記録している。

ロッキーズ、タイロ・エストラーダと1年契約でサイン

エストラーダは過去4シーズンをジャイアンツで過ごし、2022年、2023年と最高のシーズンを送った。だが、2024年は不振に終わり、OPSはわずか.590だったが、来年はコロラドで巻き返しを図ると報じられている。

マックス・フリード、木曜中までに決断と予測:候補はヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズ

フアン・ソトを逃した4球団のうち3球団が、フリード獲得に乗り出している模様だ。これまで一貫してブレーブスでプレーしてきたフリードが次に移籍するのはアメリカン・リーグ東地区のチームとなる見込みだ。ジャイアンツとレンジャーズも候補として報じられてるが、ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズの3チームほど積極的ではないようだ。

ヤンキース、クリスチャン・ウォーカーとの契約交渉を「再開」

ソトをメッツに奪われたヤンキースは、その後多くの可能性を探り続けている。その中には元ダイヤモンドバックスの一塁手ウォーカーの獲得も含まれている。ヤンキースは、昨シーズンを怪我や不調のために苦しんだアンソニー・リゾはチームを離れることになると考えられている。

投手への評価の高まりからトレードを検討するチームも

このオフはフリーエージェントの投手に対する評価が高まっていると報じられている。そのため一部の球団は現在保有している投手をトレードに出すことを検討している。アストロズのフランバー・バルデスとパドレスのディラン・シーズは、適切な条件であればトレードで獲得できる可能性がある投手として挙げられている。

カイル・タッカーに関心が集まる

タッカーはフリーエージェントになるまであと1年あるが、アストロズは契約延長を試みる代わりに、今トレードで手放すかもしれない。アストロズが真剣に検討するのであれば、トレードを模索する可能性がある2球団としてヤンキースとカブスが挙げられている。

ドジャース、ヤンキースがブルワーズのリリーフ投手デビン・ウィリアムズに興味

2019年のルーキーシーズン以来、MLB屈指のリリーバーとして活躍してきたウィリアムズだが、2024年はシーズンの大半の故障者リストで過ごし、22試合しか登板することができなかった。ウィリアムズは2025年シーズン終了後にフリーエージェントとなることから、ブルワーズとしては今のうちにトレードに出して、交換要員を獲得しようと考えるかもしれない。

ドジャースとヤンキースは、契約の残り1年の選手を「レンタル」獲得するのに慣れていることから、彼らがウィリアムズ獲得に興味を示すのも不思議はない。

ヤンキース、メッツがギャレット・クロシェ獲得に動く

ホワイトソックスのギャレット・クロシェ獲得に動いているチームの中にヤンキースとメッツも含まれていることが報じられた。

クロシェは2024年シーズンにブレークすると、昨夏のトレードデッドライン前後でも放出候補に名が挙がっていた。しかし、ホワイトソックスはまだ契約年数が残っていること、オフにはもっと価値が高まると考え、シーズン途中でのトレード放出を止まっていた。

クロシェのトレード放出の可能性について尋ねられたホワイトソックスのGMクリス・ゲッツは「ホワイトソックスにとって最善のことをするだけで、それがトレードであれば、トレードをする。話がまとまらなければ、それでも問題はない」と記者団に語っている。

レンジャーズ、ネイサン・イオバルディと会談

レンジャーズは9日(月)夜にネイサン・イオバルディと再契約に向けて会談したと報じられている。イオバルディはレンジャースの2023年ワールドシリーズ制覇の立役者の一人で、2024年は29試合に先発し防御率3.80を記録した。

カーディナルス、ノーラン・アレナドをトレードに出す意向を確認 

モゼリアック氏はダラスで記者団に対して、三塁手のノーラン・アレナドをトレードに「出そうとしている」と語った。ただ、ウィンターミーティング中に交渉がまとまるとは考えていない模様だ。

「中規模市場のチーム」を中心にヤンキースもアレナド獲得にについて確認していると『The Athletic」のケイティー・ウー記者は報じている。

メッツ、ピート・アロンソとの再契約を切望

メッツのデビッド・スターン社長はソト獲得後もフリーエージェントとなったピート・アロンソの残留を切望すると語った。

「ピートは素晴らしいメッツのプレーヤーだ」とスターン氏はウィンターミーティングで語った。

「我々に多くのヒットをもたらしてくれた選手だ。この先どうなるかを注視したい」

アロンソが残留しなかった場合、メッツの内野陣には大きな穴が開くことになる。マーク・ビエントスは一塁・三塁ともプレーできるが、ビエントスが一塁にコンバートとなった場合は、現状ではブレット・ベイティが三塁に入ることになる。アロンソは現時点のFA市場で獲得可能なパワーヒッターの一人と考えられている。

タイガース、ポール・ゴールドシュミットに関心

タイガースはカージナルスの1塁手ポール・ゴールドシュミットに関心を示している。ゴールドシュミットはMVPを受賞したシーズンからわずか2年しか経っていないが、2023年と2024年と成績が落ち込んでいる。

タイガースはパワーヒッターを必要としており、環境を変えることでゴールドシュミットは一時的でも復活を遂げるかもしれない。

レッドソックスはアレックス・ブレグマン獲得の「優先順位をが急上昇」

ソト獲得を逸したレッドソックスは、その代わりとしてブレグマンに狙いを定めた可能性がある。もしレッドソックスがブレグマンを獲得した場合、サードからセカンドにポジションを移す可能性が高い。ボストンでは現在、ラファエル・デバーズがサードを守っている。

タイガース、アレックス・カッブと契約

ベテラン投手のカッブは2024年シーズンの大半を負傷で欠場したが、レギュラーシーズンではガーディアンズで3試合に先発し、プレーオフ先発の機会を獲得した。デトロイトは、サイ・ヤング賞受賞者のタリク・スクバルの後に控える先発候補としてコッブを加える。

4チームがジョナタン・ロアイシガに興味

ヤンキース、メッツ、レンジャーズ、メッツは、ロアイシガに興味を持っていると伝えられている。4月にUCL手術を受けたロアイシガは、2024年の大半を欠場した。長年ヤンキースに所属し、チーム屈指のリリーフ投手としてプレーしてきたが、近年は万全の状態プレーできずにいる。

カブス、カーソン・ケリー獲得へ「前進」

シカゴはベテラン捕手をチームに加える寸前のようだ。ケリーは昨年、タイガースとレンジャーズでプレーし、91試合でOPS.687を記録した。

ヤンキースとレッドソックス、マックス・フリード獲得へ注力

ソトがメッツと契約した今、ヤンキースとレッドソックスは残ったフリーエージェントの目玉の一人であるフリードに対して動かざるを得ない。

両方ともにフリードと交渉したと伝えられており、この2チームのうちの1つが元ブレーブスの先発投手と契約する可能性がある。

パドレスのシールド監督、佐々木獲得競争へ「参加」

パドレスのマイク・シールド監督は、佐々木朗希獲得を希望していることをオープンに語った。

「我々は獲得競争に参加しており、最終的には佐々木を獲得できると確信している」と、シールド監督はMLBネットワークラジオに語った。

佐々木は9日(月)に千葉ロッテマリーンズから公示され、10日(火)からMLB球団と交渉を開始できる。

タイガースがウォーカー・ビューラー獲得に関心

デトロイトは投手陣の補強を模索していると伝えられており、ビューラー獲得に関心を示している。タイガースはALサイ・ヤング賞受賞者のタリク・スクバルと組ませる投手を模索しており、ビューラーはその候補の一人と考えられている。

フィリーズがリリースのジョーダン・ロマノと契約

ロマノは2020年から2023年にかけてブルージェイズのブルペンを支え、その間に97セーブを記録、防御率は常に3.00以下だった。。しかし、昨シーズンは怪我に苦しみ、15試合登板で防御率6.59という成績に終わった。

トロントは今オフ、ロマノにオファーを出さなかった。フリーエージェントのジェフ・ホフマンとカルロス・エステベスを失う可能性があるフィリーズにとって、ロマノ獲得はブルペンの補強となる。

ブルワーズ、ホワイトソックスのギャレット・クロシェについて「現在も接触中」

シカゴはこの冬、若きエースをトレードに出す可能性が高く、多くのチームが獲得に興味を示している。その中には、2年連続でナ・リーグ中地区チャンピオンとなっているブルワーズも含まれているようだ。

クロケットの獲得には、多くの有望な若手選手を差し出す必要があるので実現は難しいだろう。それでも、ブルワーズはトレード成立のために競争力のあるオファーを提示するつもりと思われる。

ヤンキース、ブルージェイス、レッドソックスがアンソニー・サンタンデールに注目

フアン・ソト獲得を逸した3球団は、今度はボルティモア・オリオールズの外野手サンタンデールに目を向けているようだ。昨年、サンタンデールはキャリアハイの44本塁打を放ち、初のオールスターゲームにも出場した。

ソトの移籍先が決まった今、サンタンデールとテオスカー・ヘルナンデス(ロサンゼルス・ドジャース)への関心が高まるのは当然であり、彼らの交渉にとっても有利に働くはずだ。の外野手に興味を持っているのは驚くことではない。

佐々木朗希のポスティング申請が受理

佐々木朗希のポスティング申請が受理され、正式に米国へ来ることが明らかとなった。各球団には現地時間12月10日(火)から2025年1月23日(木)まで、45日間の交渉期間が与えられる。

23歳の佐々木は、今オフのFA選手の中で最年少となる。佐々木は日本での4シーズンで、69試合に登板し、防御率2.02を記録した。

ドジャースがトレイネンと契約

ドジャースは日曜の夜、複数の契約をまとめた。まずベテラン外野手のマイケル・コンフォルト(前サンフランシスコ・ジャイアンツ)と契約した後、チームは2年総額2200万ドル(約33億円)でブレイク・トレイネンとも契約を交わした。

36歳のトレイネンは、過去4シーズンをドジャースでプレーし、チーム加入以来、149回2/3を投げて防御率2.29を記録している。

フアン・ソトがチーム・スポーツ市場最高額でメッツとサイン

26歳のソトは、8日(日)の夜にメッツと15年総額7億6500万ドルの契約を結び、ウィンター・ミーティングに大きな花火を打ち上げた。これは、昨オフに大谷翔平が結んだ10年総額7億ドル(約1050億円)の契約を上回るMLB史上最高額の契約となった。

この移籍により、メッツは現在のMLB屈指のスラッガーを手に入れたことになる。ソトはキャリア通算で打率.288/出塁率.419/長打率.569という非の打ちどころのない打撃成績を残し、4度のオールスター出場、5度のシルバースラッガー賞受賞、そしてすでに1度のワールドシリーズ制覇を果たしている。

このオフのFA市場で最も注目されていたソトが契約したことで、バーンズ、フリード、ブレグマンら他の選手たちの動きが活発化する可能性がある。ソトを獲得できなかったチームは彼らの獲得に照準を移してくるはずだ。

ドジャースがマイケル・コンフォルトと1年契約を締結

ドジャースは日曜日、誰もが待ち望んでいた選手ではなかったが、新たな外野手を獲得した。ドジャースはベテランのマイケル・コンフォルトと1年1700万ドル(約25億5000万円)の契約を結んだと報じられている。

31歳のコンフォルトはジャイアンツで打率.237/出塁率.309/長打率.450の成績を残した。コンフォルトはより良い球場に移籍し、ベテラン選手を最大限に活用することで知られるチームに加わることとなった。

レッドソックス。バックアップ案としてテオスカー・ヘルナンデスに照準

MLB.comのマーク・ファインサンド記者によると、レッドソックスはフアン・ソトを獲得できなかった場合、ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスを「獲得するつもりだ」という。

2024年のオールスターゲームに出場し、ホームランダービーで優勝したヘルナンデスは、ソト争奪戦の裏でヤンキースとドジャースのターゲットになっていると報じられている。

タイガースがキム・ハソンに関心

タイガースはパドレスの遊撃手、キム・ハソンに興味を示しているという。キムは、ウィリー・アダメスとの契約がまとまるまで、ジャイアンツのターゲットにもなっていた。

キムは怪我で苦しいシーズンを終えたばかりだが、2023年には優れた守備力に加えバッティングでも飛躍を見せた。今季は驚きのポストシーズン進出を果たしたタイガースだが、キムを獲得することでさらに積極的な姿勢を見せようとしている。ただ、現時点で契約交渉が進んでいる様子はない。

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原文:MLB Winter Meetings tracker: Live updates on news, rumors, signings and trades for 2024 free agency
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)

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Dan Treacy is a content producer for Sporting News, joining in 2022 after graduating from Boston University. He founded @allsportsnews on Instagram in 2012 and has written for Lineups and Yardbarker.

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スポーティングニュース日本版アシスタントエディター