【速報】村田諒太が聖地ベガスで判定負け WBA世界ミドル級王座から陥落

Sporting News Japan Staff

【速報】村田諒太が聖地ベガスで判定負け WBA世界ミドル級王座から陥落 image

▶村田諒太 vs. ロブ・ブラント戦はDAZNで独占生中継。1カ月間無料トライアル!

村田諒太、聖地で散る……。日本時間10月21日12時47分、WBA世界ミドル級タイトルマッチ、村田諒太(王者、帝拳ジム) vs. ロブ・ブラント(同級3位、アメリカ)が、アメリカ・ラスベガスのパークシアターで行われた。村田はリングインした際、満面の笑みを浮かべていた。王者として“聖地”ラスベガスのリングに立つという、子供の頃に憧れたシチュエーションが楽しくて仕方がなかったのかもしれない。対する挑戦者ブラントはポーカーフェイスだった。

運命のゴングが鳴り響くと、挑戦者ブラントは1ラウンドから得意のジャブを刻み、要所で右ストレートを放っていく。王者・村田のプレッシャー影響下に陥る前に手数と脚を使って押し切る意図にも見えた。戦前、ブラント陣営はフルラウンド(12R)での長期戦を示唆していたが、ブラフだったのかもしれない。さらに、敵地アメリカとあって、「USA」チャント(コール)も発生し、ブラントが地の利を活かす形で手を出し続けた。結果としてその手数が雌雄を決めることになる。

ブラントの速くシャープなパンチは決定打を奪うまでは行かずとも、村田の堅いガードをすり抜けた。村田の顔面は、3ラウンドが終わる頃には目に見えて腫れ上がった。4ラウンドに入るとブラントはペースダウンし、逆に村田は、右のストレートだけでなく、フック、ボディストレートも使いながら、間合いを詰めてプレッシャーを与える流れへ持ち込んでいく。

村田は7ラウンドからさらに攻勢を強めていくが、ブラントも8ラウンドで盛り返し、それ以降のラウンドでも村田の右が届かない距離から細かいパンチをヒットさせ、ダメージとポイントを稼いだ。村田が右ストレートを打てば、すぐにカウンターを入れるブラント。最終12ラウンドで両者が打ち合う展開になるが、そのままタイムアップ。

手数で押し切ったブラントが判定3-0(118-110, 119-109, 119-109)のスコアを得て、新WBA世界ミドル級王者に。村田の右ストレートを幾度も空を切らせたブラントのクレバーな勝利だった。村田は2度目の防衛に失敗。夢のゲンナジー・ゴロフキン戦への道筋も不透明となった。

▶村田諒太 vs. ロブ・ブラント戦はDAZNで独占生中継。1カ月間無料トライアル!


【DAZN関連記事】
【必読】DAZN(ダゾーン)の"トリセツ" 最新・2018年版!
ネットでプロ野球中継を視聴する方法を紹介
DAZNでのプロ野球の放送予定や試合スケジュール
DAZNでF1放送を視聴する方法は?
【最新・2018年版】F1の放送予定・レース日程まとめ
ネットでMLB中継を視聴する方法を紹介
MLBの試合日程・放送予定|テレビでの視聴も可能?/2018シーズン

村田諒太_特集記事バナー

Sporting News Japan Staff

Sporting News Japan Staff Photo

日本を拠点に国内外の様々なスポーツの最新ニュースや役に立つ情報を発信しているスポーティングニュース日本版のスタッフアカウント。本家であるスポーティングニュース米国版の姉妹版のひとつとして2017年8月に創刊された日本版の編集部員が取材・執筆しています。