バム・アデバヨ復帰のヒートがラプターズに勝利、渡邊雄太は出場機会なし

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1月17日(日本時間18日)、フロリダ州マイアミのFTXアリーナで行われたトロント・ラプターズ対マイアミ・ヒートの一戦は、104-99でヒートが勝利した。ラプターズの渡邊雄太は出場機会がなかった。

試合開始から35分間でリードチェンジが22回、タイスコアになること10回という接戦は、第3クォーター終盤から第4Qにかけてタイラー・ヒーローが連続7得点をマーク。ヒートが突き放すと、その後は追いつかれることなく競り勝った。

イースタン・カンファレンス首位のシカゴ・ブルズとゲーム差なしとしたヒート(28勝16敗)は、ヒーローが23得点を記録し、ジミー・バトラーが19得点、10リバウンド、10アシストと、レブロン・ジェームズに並ぶレギュラーシーズン球団記録となる9度目のトリプルダブルを達成した。

また、12月6日(同7日)に親指の手術を受け、22試合を欠場したバム・アデバヨが6週間ぶりに復帰。31分41秒間のプレイでフィールドゴール12本中4本成功の14得点、9リバウンド、2アシスト、1スティール、1ブロックをマークしている。

アデバヨは「こういうチームであることを、僕らはとにかくありがたく思っている」と述べた。

「みんな、自分が引き受けようとする。全員が競うことを望む。そしてみんなで仕事を成し遂げたいと思っているんだ」。

エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは「彼のエナジーが見られたね」と、アデバヨを称賛している。

「彼は違いをつくってくれるんだ」。

一方、ここ4試合で3つ目の黒星を喫したラプターズ(21勝20敗)は、クリス・ブーシェイが23得点、10リバウンド、フレッド・バンブリートが22得点、パスカル・シアカムが18得点、10アシスト、6リバウンド、スコッティ・バーンズが16得点、8リバウンド、6アシスト、プレシャス・アチューワが6得点、15リバウンド、OG・アヌノビーが14得点を記録した。

基本的にこの6人のローテーションで戦ったラプターズは、それぞれ出場時間34~42分。ほかにコートに立ったのは、指の脱臼で出場時間9分7秒だったジャスティン・シャンペニーだけだった。

ニック・ナースHCは「我々はできるだけタフに戦った」と話している。

「何も変わったところはなかったと思う。最初から最後まで、我々はバトルした。どちらに転がってもおかしくない試合だったね。選手たちは頑張った」。

なお、移籍後初の古巣との対戦となる予定だったヒートのカイル・ラウリーは、個人的な理由で欠場。2019年の優勝に貢献したラウリーの不在に、ナースHCは「もちろん会いたかった」と話した。

両チームは29日(同30日)にマイアミで、2月1日(同2日)にもトロントで対戦する。

ボックススコア

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ