1月26日(現地25日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太が2日連続の対戦となったインディアナ・ペイサーズ戦に途中出場し、今季自己最多となる9得点をマークした。渡邊の出場は3試合連続、今季11試合目となった。
【動画】渡邊雄太 ペイサーズ戦ハイライト(今季自己最多9得点)
渡邊は第1クォーター残り1分12秒、ラプターズが28-31と3点ビハインドの場面でカイル・ラウリーと交代でこの日初出場。第2Qの開始時もそのまま出場した渡邊は、トップからゴールに切れ込んでレイアップを放ち、ゴガ・ビタゼのファウルを誘ってフリースローを獲得する。このFTを2本とも決めて、この日初得点を記録した。なお、このFTは渡邊にとって試投、成功ともに今季初だった。
第2Q残り7分11秒、ラプターズが40-48と8点を追う場面でノーマン・パウエルと交代でベンチへ下がった渡邊は、前半に6分1秒出場、2得点、2リバウンド、1スティール、1ターンオーバーを記録した。
60-70と10点ビハインドで迎えた後半、ラプターズが83-85と2点差までその差を縮めた第3Q残り4分32秒にOG・アヌノビーと交代で再びコートに入った渡邊は、スタンリー・ジョンソンのアシストから3ポイントショットを成功。24秒ショットクロック切れ寸前に放ったこのシュートはブザーと同時にリングに吸い込まれ、ラプターズは86-86の同点に追いついた。
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— NBA Japan (@NBAJPN) January 26, 2021
渡邊は同残り7.3秒、ラウリーのレイアップのオフェンシブリバウンドを押し込んで、この日自身7点目を記録する。その直後にも、ラウリーのレイアップのオフェンシブリバウンドを取りにゴール下に入り込んだ際に、エドモンド・サムナーに強引に押し出される格好となってルースボールファウルを獲得。このファウルで得たFT2本を沈めて97-98と1点差として最終クォーターへ繋げた。
試合は、第4Qに17-31とペイサーズに圧倒されて114-129で敗れ、ラプターズの連勝は2で止まった。
渡邊は第4Q残り6分51秒、102-106の場面でジョンソンと交代でベンチへ下がり、この日の出番を終了。スタッツは、15分42秒出場、今季自己最多となる9得点に加え、5リバウンド(自己最多3オフェンシブリバウンド)、1スティール、1ターンオーバー、1パーソナルファウル、フィールドゴール2/6、3P1/4、FT4/4、出場時間帯のチームの得失点差を示すプラスマイナスは-8だった。
次戦、ラプターズ(7勝10敗)は28日(現地27日)に代理ホームのアマリー・アリーナ(フロリダ州タンパ)でミルウォーキー・バックスと、ペイサーズ(10勝7敗)は同日に敵地でシャーロット・ホーネッツと対戦する。