渡邊雄太が3試合連続二桁得点&自己最多4アシストで勝利に貢献

及川卓磨 Takuma Oikawa

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4月19日(現地18日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太が、代理本拠地としているアマリー・アリーナで行なわれたオクラホマシティ・サンダー戦に途中出場した。渡邊のベンチ入りは今季の58試合中54試合目で、出場は今季39試合目(12試合連続出場)。チームは112-106で勝利し、3連勝となった。

29分19秒出場した渡邊は、10得点、4リバウンド、4アシストを記録。フィールドゴールは6本中3本成功、3ポイントショットは2本中1本成功、フリースローは4本中3本成功、ターンオーバーは1、パーソナルファウルは2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスはマイナス2だった。

出場時間とアシストは自己最多、3試合連続の二桁得点は自己最長となる。

渡邊は第4クォーター開始直後にラプターズのリードを3点(83-80)に広げるダンクを成功。同残り1分59秒にはリードを5点(107-102)に広げるクリス・ブーシェーに3Pをアシスト。さらに残り6.2秒、ラプターズ4点リード(110-106)の場面でファウルゲームを仕掛けてきたサンダーのファウルを受けて得たフリースローを2本とも成功させ、勝利を決定づけた。

【動画】渡邊雄太 サンダー戦 ハイライト

試合は3P9本中6本成功などで試合最多の31得点、同じく試合最多の12リバウンドと活躍したブーシェ―の活躍などでラプターズが試合終盤の接戦を抜け出して勝利を収めた。ブーシェ―のほか、ギャリー・トレントJr.が23得点、5スティール、マラカイ・フリンが15得点を記録した。カイル・ラウリーは休養のため、パスカル・シアカム、フレッド・バンブリート、OG・アヌノビーはいずれも故障のため欠場した。

敗れたサンダーは、ルーゲンツ・ドートがチーム最多となる29得点、ダリアス・ベイズリーが16得点、控えのケンリッチ・ウィリアムズが12得点をあげたが、二桁得点はこの3人にとどまった。

【動画】サンダー vs ラプターズ ハイライト

24勝34敗のラプターズは次戦、22日(現地21日)に代理本拠地でブルックリン・ネッツと対戦する。一方、10連敗となったサンダー(20勝37敗)は明日(現地19日)、敵地で八村塁が所属しているワシントン・ウィザーズと対戦する。

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及川卓磨 Takuma Oikawa

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スポーティングニュース日本版編集長。千葉県生まれ、茨城県育ち。2000年日本大学卒。大学在学時を含めて丸14年間バスケットボール専門誌の編集者として企画立案・取材・執筆・編集・誌面制作・マルチメディア運営等に携わる。2013年秋にNBA日本公式ウェブサイト『NBA Japan』編集長就任。サイトやNBA日本公式ソーシャルメディアの新規開設に携わると同時にメディア運営を主導。2022年4月より現職。主な競技経験はバスケットボール、野球、サッカー。