4月15日(現地14日)、トロント・ラプターズの渡邊雄太が代理本拠地アマリー・アリーナ(フロリダ州タンパ)でのサンアントニオ・スパーズ戦に途中出場した。渡邊のベンチ入りは今季の56試合中52試合目で、出場は10試合連続。チームは117-112で勝利した。
渡邊は19分54秒プレイし、フィールドゴール6本中4本成功(3ポイントショット5本中3本成功)の11得点、4リバウンド、1アシスト、1ブロックを記録。パーソナルファウルは2つ、ターンオーバーは1本で、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+9だった。
二桁得点は4月11日(現地10日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦(14得点)以来3試合ぶり今季4度目(通算5度目)、3P成功3本は2月1日(現地1月31日)のオーランド・マジック戦に並ぶ自己最多タイ、3P試投5本は自己最多(これまでの記録は今季2度記録している試投4本)となった。
第1クォーター残り2分22秒にOG・アヌノビーと代わってコートに立つと、同クォーター終了間際にオフェンシブリバウンドを掴んだフレディ・ギレスピーからパスを受け、レイアップを決めてこの試合初得点を記録した。
続く第2クォーターもそのまま出場を続けた渡邊は残り9分16秒に3ポイントショットを決める。さらに同クォーター残り7分7秒にはパティ・ミルズをブロックし、ロングパスでラプターズの速攻からの得点を演出した。
同クォーター残り6分20秒には再び3Pショットを決め、前半だけで8得点を記録している。
後半もベンチスタートとなった渡邊は、第3クォーター残り2分39秒に出場。同クォーター残り32.4秒で自己最多に並ぶ3本目となる3Pショットを決めて11得点とし、今季4度目となる二桁得点を記録した。
85-82のリードで最終クォーターを迎えたラプターズは、リードを最大13点まで広げた。終盤にスパーズに追い上げられたものの、ファウルゲームになってからもフリースローをしっかりと決めて逃げ切った。
ラプターズ(22勝34敗)は17日(現地16日)にホームでオーランド・マジックを迎える。一方のスパーズ(26勝27敗)は、17日(同16日)にホームに戻ってポートランド・トレイルブレイザーズと対戦する。