1月31日(日本時間2月1日)にスムージー・キング・センターで行なわれたメンフィス・グリズリーズ対ニューオーリンズ・ペリカンズの一戦は、ザイオン・ウィリアムソンが24得点、6リバウンド、3アシストを記録し、ペリカンズが139-111で快勝した。グリズリーズの渡邊雄太は、27点差をつけられて迎えた第4クォーター残り6分43秒から出場。フィールドゴールはなく、フリースロー2本の試投で無得点だった。
ウィリアムソンとジャ・モラントのドラフト1位と2位の指名選手の初対決となったこの試合は、フィールドゴール成功率53.7%、15本の3ポイントショットを沈め、第4クォーターに最大32点差をつけたペリカンズに軍配が上がった。
3連勝のペリカンズ(20勝29敗)は、ブランドン・イングラムが20得点、7リバウンド、ロンゾ・ボールが19得点、8アシスト、ドリュー・ホリデーが18得点を記録している。
公式戦デビューから5戦目のウィリアムソンは、4本のアリウープパスのうち3本をダンクで決め、1本は高すぎたパスを左手で受け取り、右手に持ち替えて決めた。ベースラインをドライブしてからのダンクや、オフェンシブリバウンドからのプットバックも見せている。
出場時間帯のチームの得失点差を示すプラスマイナスで、ウィリアムソンはチーム最多のプラス25を記録。ボールは「正直、ザイオンがコートにいると、僕らは素晴らしいチームになる」と述べた。
「彼が復帰して、僕らはうれしいばかりさ」。
通算500勝を達成したアルビン・ジェントリー・ヘッドコーチは「本当に良かったし、まだ学んでいる段階だ」と、ウィリアムソンに賛辞を寄せている。
「彼は本当にとてもハードにトライしている」。
試合後にモラントとユニフォームを交換したウィリアムソンは「僕らはお互いが1位と2位で指名され、(NBAで)対戦し、ユニフォームを交換するなんて思ってもいなかったよ」と述べた。
「想像もできなかったことだ。だから、素晴らしい瞬間だった」。
一方、連勝が4で止まったグリズリーズ(24勝25敗)は、ヨナス・バランチュナスが18得点、8リバウンド、モラントが16得点、ジェイ・クラウダーが15得点を記録している。
グリズリーズのタイラー・ジェンキンズHCは「彼らが素晴らしいプレイをし、我々は良くなかった」と、ペリカンズに脱帽した。
「誰が出場しても、我々は1対1の守備でもっと良い仕事ができるはずだ」。
「(ペリカンズの)実力だよ。彼らは素晴らしい力でプレイした」。