ドジャースが行う選手の『負荷管理』についてフレディ・フリーマンがコメント

石山修二 Shuji Ishiyama

Cole Shelton

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メジャーリーグ(MLB)のシーズンは始まったばかりだが、ベテラン選手たちが長いシーズンを乗り切り、プレーオフに万全の状態で臨めるよう、ロサンゼルス・ドジャースは今から対策を講じている。

ドジャースは昨季のワールドシリーズを制し、今年も優勝候補の最有力候補に挙げられている。そのため、プレーオフに焦点を当てているチームは、現時点からベテラン選手たちの出場時間をモニターしている。一塁手のフレディ・フリーマンはチームが行っている選手たちの負荷管理を支持している

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「ここでの負荷管理は本当に素晴らしい」とフリーマンは語った。

「(自分的には)やむを得ずではあるけれど、年を重ねてくるととも(負荷管理することに)同意し始めている。これまでは『仕事をするために給料をもらっているのだから、仕事をするまで』と自分に言い聞かせてきた。(負荷管理で休むことで)『今日は仕事をしていない』という事実を頭の中で整理するのは難しいものだ」

ドジャースのデイブ・ロバーツ監督は、プレーオフ中もオフ日が多いMLBではNBAほど負荷管理は重要ではないと考えているが、それでも可能であれば選手を休ませたいと考えている。

「私たちが望むほど(休んでいる選手はの気持ちは)落ち着かないとは思うが休養につながるのは確かだ」とロバーツは語った。

「これは難しい問題ではある。『負荷管理している』と言ってフレディ・フリーマンに休養日を与えるのは、単純にポストシーズンに備えて準備していることを周囲に感じ取ってもらうためでもある。そこ(負荷管理とポストシーズンへの準備)に相関関係はないし、科学的根拠があるわけでもない」

フリーマンは現在35歳で、今シーズン中には36歳になる。その年齢を考えれば、プレーオフに向けて彼が健康で十分に休息を取っていることは重要だ。

フリーマンは現在、ドジャースと結んだ6年1億6200万ドル(1ドル142円換算で約230億円)の契約の4年目で、今季ここまで打率.319、5本塁打、17打点を記録している

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原文:Dodgers' Freddie Freeman responds to ‘load management’ decision
翻訳・編集:石山修二(スポーティングニュース日本版編集部)


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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。

Cole Shelton

Cole Shelton is a freelance sportswriter based in Toronto. Cole graduated with a journalism diploma from Sheridan College in Oakville, Ontario, in 2019. Cole has covered the four major sports and MMA, while also covering two Olympic Games for CBC Sports.