井上尚弥が世界から注目を集め、中谷潤人をはじめとする日本人がバンタム級王座を独占するなど、日本のボクシング界が一層熱を帯びる中、本記事では、日本のトップボクサーたちの次戦(試合)スケジュールを一覧でまとめて紹介する。本リストは、現世界王者、元世界王者、あるいは世界タイトルマッチが近いファイターを対象としている。
📝注目の日本人ファイター次戦リスト
🏆スーパーライト級
🥊平岡アンディ(ひらおか・あんでぃ)
前回の試合:2024年9月3日、WBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦としてイスマエル・バローゾと対戦し、9ラウンドTKO勝ち。
次戦情報:WBA新王者ゲイリー・アントゥアン・ラッセルに年内挑戦を模索との報道あり。
🏆ライト級(世界戦に近い日本人選手が不在)
🏆スーパーフェザー級
🥊堤駿斗(つつみ・はやと)
前回の試合:2024年12月31日、WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦としてレネ・アルバラードと対戦し、8ラウンドTKO勝ち。
次戦情報:WBA王者ラモント・ローチへの挑戦権を得ているが、ローチはジャーボンテイ・デイビスとの再戦が濃厚となっており、先行きは不透明。
🥊力石政法(りきいし・まさのり)
前回の試合:2024年10月17日、アルネル・バコナヘと対戦し、2ラウンドKO勝ち。IBF世界ランキング3位に。
次戦情報:5月28日、横浜BUNTAIで同級1位エデュアルド・ヌニョスと空位の世界王座決定戦を予定。
🏆フェザー級
🥊亀田和毅(かめだ・ともき)
前回の試合:2024年8月24日、IBF世界フェザー級挑戦者決定戦としてレラト・ドラミニと対戦し、2-1の判定勝ち。
次戦情報:2025年5月24日、インテックス大阪でIBF王者アンジェロ・レオに挑戦予定。
🏆スーパーバンタム級
🥊井上尚弥(いのうえ・なおや)
前回の試合:2025年1月24日、4団体統一王座防衛戦としてキム・イェジュンと対戦し、4ラウンドKO勝ち。
次戦予定:2025年5月4日、ラスベガスのT-Mobileアリーナにて、WBA2位・WBO10位のラモン・カルデナスと対戦決定とTOPRANK社が正式発表。後日国内でも正式に発表。「怪物回帰」と銘打ちラスベガス再上陸をアピール。国内はAmazonプライムビデオで独占配信される。
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) March 12, 2025
今後の予定:2025年9月14日、東京でムロジョン・アフマダリエフと対戦予定と米専門誌『Ring』が報道。
🏆バンタム級
🥊中谷潤人(なかたに・じゅんと)
前回の試合:2025年2月24日、WBC世界バンタム級王座の3度目の防衛としてダビド・クエジャルと対戦し、3ラウンドKO勝ち。
次戦情報:クエジャル戦直後に西田凌佑と対戦(統一戦)を示唆するように握手をかわす。また、将来的に井上尚弥との対戦が期待されている。
🥊武居由樹(たけい・よしき)
前回の試合:2024年9月3日、WBO世界バンタム級王座の初防衛戦として比嘉大吾と対戦し、3-0の判定勝利。
次戦情報:2025年5月28日、横浜BUNTAIにて、同級WBO8位のユッタポン・トンディーと対戦予定(当初の1月24日から延期)。那須川天心との対戦が期待されている。
🥊堤聖也(つつみ・せいや)
前回の試合:2025年2月24日、WBA世界バンタム級王座の初防衛戦として比嘉大吾と対戦し、ドロー判定で防衛に成功。
次戦情報:3月末にWBAから暫定王者アントニオ・バルガスとの団体内統一戦の指令が出ている。
🥊西田凌佑(にしだ・りょうすけ)
前回の試合:2024年12月15日、IBF世界バンタム級王座の初防衛としてアヌチャイ・CPフレッシュマートと対戦し、7ラウンドKO勝ち。
次戦情報:2月24日、クエジャル戦直後の中谷と対戦(統一戦)を示唆するように握手をかわす。
🥊比嘉大吾(ひが・だいご)
前回の試合:2025年2月24日、WBA世界バンタム級タイトルマッチとして堤聖也と対戦し、ドロー判定。
次戦情報:次戦情報を確認次第掲載(本人は引退示唆)。
🥊那須川天心(なすかわ・てんしん)
前回の試合:2025年2月24日、ジェイソン・モロニーと対戦し3-0の判定勝利。試合後WBC世界ランキング1位に。
次戦情報:次戦情報を確認次第掲載。2025年秋の世界戦初挑戦の憶測報道あり。武居由樹との対戦が期待されている。
🏆 スーパーフライ級
🥊井岡一翔(いおか・かずと)
前回の試合:2024年7月7日、WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦としてフェルナンド・マルティネスと対戦し、0-3の判定負け。
次戦情報:2025年5月11日、大田区総合体育館で、現WBA同級王者フェルナンド・マルティネスとのダイレクトリマッチを予定(2024年大晦日から延期)。
🥊田中恒成(たなか・こうせい)
前回の試合:2024年10月14日、WBO世界スーパーフライ級王座初防衛戦としてプメレレ・カフと対戦し、1-2の判定負け。
次戦情報:公式次戦情報があり次第掲載。井岡一翔との再戦を熱望している。
🏆フライ級
🥊寺地拳四朗(てらじ・けんしろう)
前回の試合:2025年3月13日、東京・両国国技館にて、WBA王者のユーリ阿久井政悟と対戦し、12回TKO勝利で2階級目の世界王座統一に成功。
次戦予定:阿久井戦後にジェシー『バム』ロドリゲス、井岡一翔との対戦を目指したいと宣言し、スーパーフライ級転級を示唆したが、まずはフライ級でWBC暫定王者ガラル・ヤファイとの団体内王座統一戦か上位ランカーとの防衛戦が濃厚との報道。
🥊ユーリ阿久井政悟(ゆーり・あくい・せいご)
前回の試合:2025年3月13日、東京・両国国技館にて、WBC王者の寺地拳四朗と対戦し、12回TKO負けで王座統一に失敗。WBA王者から陥落した。
次戦予定:次戦情報を確認次第掲載。
🥊 京口紘人(きょうぐち・ひろと)
前回の試合:2025年3月13日、WBO世界フライ級タイトルマッチとして王者アンソニー・オラスクアガに挑戦し、0-3で判定負け。
次戦情報:次戦情報を確認次第掲載。
🥊 矢吹正道(やぶき・まさみち)
前回の試合:2025年3月29日、IBF世界フライ級タイトルマッチとしてIBF世界フライ級王者のアンヘル・アヤラと対戦し、12ラウンドTKO勝ち。IBF世界ライトフライ級王座とあわせて日本人初の2階級王座同時保持者となった。すでにライトフライ級王座は返上した。
次戦情報:次戦情報を確認次第掲載。フライ級1位のフェリックス・アルバラードとの指名試合が濃厚だが、本人はWBO王者オラスクアガとの対戦を希望している。
🏆ライトフライ級
🥊岩田翔吉(いわた・しょうきち)
前回の試合:2025年3月13日、WBO世界ライトフライ級タイトルマッチとして、レネ・サンティアゴと対戦し、0-3判定負けで初防衛に失敗。
次戦予定:将来的に矢吹正道との統一戦を熱望していたが、事実上消滅した。
🏆ミニマム級
🥊重岡銀次朗(しげおか・ぎんじろう)
前回の試合:2024年7月28日、IBF世界ミニマム級王座の3度目の防衛戦としてペドロ・タドゥランと対戦し、9ラウンドTKOで敗北。
次戦情報:2025年5月24日、IBF世界ミニマム級タイトルマッチとしてペドロ・タドゥランとダイレクトリマッチの予定。
🥊重岡優大(しげおか・ゆうだい)
前回の試合:2025年3月30日、WBC世界ミニマム級タイトルマッチとしてメルヴィン・ジェルサレムと再戦し、0-3判定負け。
次戦情報:次戦情報を確認次第掲載。今後についてライトフライ級へ階級を上げる可能性を示唆している。
※試合情報は変更される可能性があるため、最新情報は各選手の公式発表をご確認ください。
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