【NFLドラフト2025】タイタンズは全体1位でマイアミ大QBウォードを指名、注目の『二刀流』トラビス・ハンターはジャガーズへ

石山修二 Shuji Ishiyama

【NFLドラフト2025】タイタンズは全体1位でマイアミ大QBウォードを指名、注目の『二刀流』トラビス・ハンターはジャガーズへ image

ジャガーズが2位で指名したトラビス・ハンター(コロラド大)

2025年のNFLドラフトが現地4月24日(木)に米ウィスコンシン州グリーンベイで始まった。

初日となる24日は1巡指名が行われており、全体1位指名権を持つテネシー・タイタンズはマイアミ大学のクォーターバック、キャム・ウォードを指名した。

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強肩のポケットパサーであり、ダウンフィールドへのロングパスも恐れず投げ込めるメンタリティを持つウォードは、昨年の大学フットボールでトップの39タッチダウン・パスを記録。パスラッシュが迫れば、機敏に回避する機動力も兼ね備えており、パトリック・マホームズ(チーフスQB)とも比較される期待のクォーターバックだ。

全体2位には、5位指名権を持っていたジャクソンビル・ジャガーズがクリーブランド・ブラウンズと指名権をトレードしてジャンプアップし、コロラド大のトラビス・ハンターを指名した。

攻撃ではワイドレシーバーとして、守備ではディフェンシブバックとして、攻守両面でエキサイティングなプレイを見せる『二刀流』で昨シーズンのハイズマン賞に輝いた今年のドラフトの注目株、ハンターがNFLでどのような活躍を見せるか注目される。

初日の1巡指名は終了し、ハンターとともにコロラド大躍進の原動力となった『ネオン・ディオン』サンダースの息子QBシェダー・サンダースは指名されず、明日開催の2巡以降となった。

🏈NFLドラフト2025 1巡指名選手

順位チーム指名選手
1テネシー・タイタンズ キャム・ウォード(マイアミ大QB)
2ジャクソンビル・ジャガーズ
  (ブラウンズとトレード)
トラビス・ハンター(コロラド大 WR/CB)
3ニューヨーク・ジャイアンツ アブドゥル・カーター(ペンシルバニア州立大EDGE)
4ニューイングランド・ペイトリオッツウィル・キャンベル(ルイジアナ州立大 LSU)
5クリーブランド・ブラウンズ  
 (ジャガーズとトレード)
メイソン・グラハム(ミシガン大 DT)
6ラスベガス・レイダースアシュトン・ジェンティ(ボーズ州立大RB)
7ニューヨーク・ジェッツアーマンド・メンブー(ミズーリ大RB)
8カロライナ・パンサーズテタイロア・マクミラン(アリゾナ大WR)
9ニューオリンズ・セインツケルビン・バンクスJr.(テキサス大T)
10シカゴ・ベアーズコルストン・ラブランド(ミシガン大TE)
11サンフランシスコ・49ersマイケル・ウィリアムス(ジョージア大EDGE)
12ダラス・カウボーイズタイラー・ブッカー(アラバマ大T)
13マイアミ・ドルフィンズケネス・グラント(ミシガン大DT)
14インディアナポリス・コルツタイラー・ウォーレン(ペンシルバニア州立大TE)
15アトランタ・ファルコンズジェイロン・ウォーカー(ジョージアLB)
16アリゾナ・カーディナルズウォルター・ノーレン(ミシシッピ大DT)
17シンシナティ・ベンガルズシェマー・スチュワート(テキサス農工大EDGE)
18シアトル・シーホークスグレイ・ゼイベル(ノースダコタ州立大G)
19タンパベイ・バッカニアーズエメカ・エブカ(オハイオ州立大WR)
20デンバー・ブロンコスジャデイ・バロン(テキサスCB)
21ピッツバーグ・スティーラーズデリック・ハーモン(オレゴン大DT)
22ロサンゼルス・チャージャーズオマリオン・ハンプトン(ノースカロライナ大RB)
23グリーンベイ・パッカーズマシュー・ゴールデン(テキサス大WR)
24ミネソタ・バイキングスドノバン・ジャクソン(オハイオ州立大G)
25ニューヨーク・ジャイアンツ
(テキサンズとトレード)
ジャクソン・ダート(ミシシッピ大QB)
26アトランタ・ファルコンズ 
(ラムズとトレード)
ジェイムス・ピアースJr.(テネシー大EDGE)
27ボルティモア・レイブンズマラカイ・スタークス(ジョージア大S)
28デトロイト・ライオンズタイリーク・ウィリアムス(オハイオ州立大DT)
29ワシントン・コマンダーズジョシュ・コナリーJr.(オレゴン大T)
30バッファロー・ビルズマックスウェル・ヘアストン(ケンタッキーCB)
31フィラデルフィア・イーグルス 
(チーフスとトレード)
ジャハード・キャンベル(アラバマ大LB)
32カンザスシティ・チーフス 
(イーグルスとトレード)
ジョシュ・シモンズ(オハイオ州立大T)

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石山修二 Shuji Ishiyama

スポーティングニュース日本版アシスタントエディター。生まれも育ちも東京。幼い頃、王貞治に魅せられたのがスポーツに興味を持ったきっかけ。大学在学時に交換留学でアメリカ生活を経験し、すっかりフットボールファンに。大学卒業後、アメリカンフットボール専門誌で企画立案・取材・執筆・撮影・編集・広告営業まで多方面に携わり、最終的には副編集長を務めた。98年長野五輪でボランティア参加。以降は、PR会社勤務・フリーランスとして外資系企業を中心に企業や団体のPR活動をサポートする一方で、現職を含めたライティングも継続中。学生時代の運動経験は弓道。現在は趣味のランニングで1シーズンに数度フルマラソンに出場し、サブ4達成。