昨季は2年連続でBクラスに沈んだ読売ジャイアンツは、阿部慎之助監督が就任。2020年以来、4年ぶりの優勝奪回を向けて再起を期すシーズンとなる。
先発投手陣はエースの戸郷翔征をはじめ、右腕の菅野智之、山﨑伊織、外国人のグリフィン、メンデスらが名を連ねる。さらにトレードで加入した高橋礼や赤星優志らが候補となる。そんな巨人の今週の先発ローテーションを予想する。
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巨人の先発投手予想カレンダー
※2024シーズン終了
巨人の主な先発投手
今季もエースとしての活躍が期待されているのが戸郷翔征だ。昨季は侍ジャパンでWBC優勝に貢献し、その勢いのままエース格へと成長。24試合で12勝5敗、防御率2.38というキャリアハイの成績を残した。今季も先発ローテーションの中心として昨季を上回る投球を見せたい。
ベテランの域に入りつつある菅野智之は復活を期すシーズンとなる。昨季は右肘の故障で出遅れたため、14試合で4勝8敗、防御率3.36と不本意な成績に終わった。今季は開幕からローテーションを守り、2年ぶりの二桁勝利&規定投球回を達成できるか。
4年目右腕の山﨑伊織にかかる期待も大きい。昨季は自身初の規定投球回に到達し、二桁勝利をマークするなど飛躍のシーズンとなった。今季も安定した投球を見せ、エースの座を奪い取る活躍を見せたい。
グリフィン、メンデスはいずれも入団2年目の外国人。グリフィンは20試合で6勝5敗、防御率2.75、メンデスは16試合で5勝5敗、防御率2.07と安定した投球を披露した。今季はより多くの試合に登板し、ローテーションを支えたい。
トレードで加入した髙橋礼や赤星優志もオープン戦で好投を見せており、先発での起用がありそうだ。