上位争いより熱が入る残留争い... 北海道と横浜が火花を散らす! Bリーグ第28節

JUN SAITO

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3月16、17日に各地で行われるB1の第28節のなかでも、最も激戦となりそうなのが中地区最下位の横浜ビー・コルセアーズと東地区最下位のレバンガ北海道の一戦だ。北海道の本拠地・北海きたえーるで相まみえる両チームにとって、18チーム中下位4チームが進む残留プレーオフの回避に大きな影響を与える、重要な2連戦となるからだ。

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千葉を追い詰めて自信を得た横浜

敗戦の歴史を繰り返してきた横浜ビー・コルセアーズに、明るい兆しが見えてきた。

16勝44敗、中地区最下位、全体17位。18勝42敗、中地区最下位、全体16位。Bリーグ発足後の過去2シーズン、横浜は常に残留争いに足を突っ込みながら順位表の底をうろつき、プレーオフの末に残留を何とか勝ち取った。今季も現時点での勝率は大差ないものの、終盤戦を前に強豪とも渡り合えるしぶとさが見られるようになってきた。琉球ゴールデンキングス、名古屋ダイヤモンドドルフィンズにBリーグでは初めて勝利。3月3日の第25節はエースの川村卓也が5本の3ポイントを含む今季最多の30得点をマークして、シーホース三河を約2年ぶりに撃破した。

3月10日にホームで行われた第26節の千葉ジェッツ戦では、第4Qで一時逆転するなどリーグ首位を追い詰めた。試合後にトーマス・ウィスマンHCが語った「次に生かせるいい経験になった」という言葉は決して強がりではないだろう。全体順位は現在15位。3季連続の残留プレーオフ行きを回避するべく、横浜の“海賊”は反撃体制に入ってきた。

 

 

手負いの北海道。48歳のレジェンドが逆襲のキーマン

横浜同様に昨季と変わらず東地区最下位に沈むレバンガ北海道だが、こちらは事情が異なる。昨季は最後までワイルドカード進出を争い、全体順位は11位。6チーム中4チームがチャンピオンシップに進んだ強豪揃いの東地区で、健闘と言える成績だった。

だが、期待に包まれて幕を開けたはずの今季は大型連敗が続く。5連敗、8連敗、7連敗。内海知秀が新しいヘッドコーチに就任し、元NBAプレーヤーのバイロン・ミュレンズが加入しても事態は好転しなかった。追い打ちをかけるように、チームトップの平均6.3アシストを記録していた松島良豪が2月下旬に左足立方骨骨折と診断されて離脱。秋田ノーザンハピネッツに敗れ、2月から続く連敗が7に伸びた中で、横浜戦を迎える。

逆襲の鍵を握るのが、48歳の折茂武彦だ。1月に日本出身選手としては初となる国内トップリーグ通算10,000得点を達成したバスケット界のレジェンドは、今季も2桁得点をコンスタントにマーク。孤軍奮闘を続けるマーク・トラソリーニをサポートする役割が求められる。


 

鬼門の初戦を制するのは?

第26節終了時点で、横浜は12勝のうち8勝を2連戦のGAME2で挙げている。修正力と反発力が付いてきた一方で、裏を返せばGAME1の入り方に課題があるのも確かだ。北海道には過去2シーズンで4戦全敗。加えて、今季はまだアウェーでの同一カード連勝がない。被ファウル数がリーグの日本人最多と厳しいマークに遭っている川村の負担を軽減することがGAME1のキーポイントとなる。

対する北海道も、今季ホームで挙げた4勝は全てGAME2。初戦の重要性は痛いほど分かっている。ともに「鬼門」といえるGAME1をどちらが取ることができるかで、流れが大きく左右されそうだ。

残留プレーオフ回避を争う秋田(全体14位)に食らいつくために、両チームにとって大事な2連戦となる。DAZNでは北海道 vs 横浜を含むB1第28節GAME1をLIVE配信予定。終盤戦を迎え、さらに熱くなる残留争いをチェックしよう。

 


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※記事はIOC公式サイト『Olympic Channel』提供

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